10月18日〜20日に富士スピードウェイで開催されるWEC世界耐久選手権第6戦富士。すでにマシンも富士スピードウェイに到着し、スタッフも続々到着。ピットでは走行に向けた準備が進んでいる。
成田空港到着後、13日に富士スピードウェイにマシンと資材が運ばれ、少しずつレースに向けて雰囲気が高まっているWEC第6戦富士。各チームのピット前にはWEC主催者によるチーム看板がかけられ、ピットパーティションの準備やサインガードの準備が進められた。
いち早く準備が終えられ、ガレージ内で着々と整備が進むのは、地元レースでひさびさの2台体制を復活させてきたトヨタ・レーシング。ピット前に“目隠し”を立てる気合の入りようだ。一方のアウディ勢は、2台のR18 e-トロン・クワトロが富士スピードウェイに登場。昨年のリベンジを期する。
昨年、ピット前の看板のチーム名に日の丸が入っていたチームはトヨタの1チームだけだったが、今年はスーパーGTでもお馴染みのGAINERが参戦。すでにこちらもピット看板ができ、グリーブス・モータースポーツにより整備が進められている。
そんな中、WEC参戦のために富士にやってきたスタッフは早くも御殿場界隈で日本をエンジョイしている様子。GTEを4台、LMP2を1台メンテナンスするAFコルセでは、日本人サポートスタッフを交え大所帯に。日本人スタッフが大阪で仕入れてきたというヅラまで登場した。
オートスポーツwebのためにヅラをかぶり、「只今営業中」の暖簾を小林可夢偉の71号車にかけてノリノリなのは51号車担当エンジニアのルカと、タイヤマンのジョナタ。レースウイークエンドにどうなっているかが気になるところだ。