WEC世界耐久選手権第6戦富士は19日、予選日を迎え9時30分からプラクティス3が行われた。曇天の下行われた走行では7号車トヨタTS030ハイブリッドがトップタイムをマークした。
前夜のうちに富士山が今年初めて冠雪し、朝からチーム関係者やドライバーが写真に収めるシーンが見られたWEC第6戦の予選日。天候は曇天模様だが雨はなく、ドライのまま9時30分からのプラクティスを迎えた。
気温が高くないせいか、ピットレーンでウィービングしていくマシンも多く見られ、スピンやコースアウトも随所で見られたが、大きなアクシデントはなくセッションは推移。予選、そして明日の決勝に向けて走行が重ねられた。
結果的にこのセッションでトップタイムをマークしたのは7号車トヨタTS030ハイブリッド。1号車、2号車とアウディR18 e-トロン・クワトロ勢が続き、8号車が4番手という結果に。LMP2クラスでは24号車モーガン・ニッサンがトップタイムをマーク。中野信治が乗り込むデルタADRの25号車が2番手となった。
LM-GTEプロクラスは91号車ポルシェ911 RSRがトップタイム。97号車アストンマーチン・バンテージが2番手となった。