WEC世界耐久選手権は3日、2013年の開幕戦となる第1戦シルバーストンのエントリーリスト最新版を発表した。当初のエントリーリストからはLMP2クラスで台数が減り、31台がエントリーしている。
いよいよ4月12日〜14日の予定で今季開幕戦を迎えるWEC第1戦シルバーストン。LMP1クラスは当初発表されたとおり2台のアウディR18 e-トロン・クワトロ、2台のトヨタTS030ハイブリッドによる2年目の対決が展開される。非ハイブリッド車はレベリオン・レーシングのローラ・トヨタが2台、ストラッカ・レーシングのHPD ARX-03c・ホンダが1台登場する。
LMP2クラスは、当初発表されたエントリーリストから、昨年井原慶子が加わっていたガルフレーシング・ミドルイーストと、今季WEC参戦を表明していたHVMステイタスGPの名がなくなった。一方で、TBNだったドライバーリストはすべて埋まり、デルタADRの25号車にアントニオ・ピッツォニアが乗り込むほか、インディカーで活躍してきたマイク・コンウェイが26号車に加入。また、ALMSで活躍するクリス・ダイソンがグリーブス・モータースポーツの41号車ザイテック・ニッサンに乗り込む。
LM-GTEクラスもドライバーが確定。AFコルセは既報のとおり51号車がジャンマリア・ブルーニ、ジャンカルロ・フィジケラのコンビに、71号車が小林可夢偉とトニ・バイランダーのコンビになる。なお、今回のWEC第1戦シルバーストンに登場する日本のチームはトヨタ・レーシング、そして日本人ドライバーは可夢偉のみとなっている。