2年連続で世界ツーリングカー選手権(WTCC)を制したホセ-マリア・ロペスは、シトロエンのラストイヤーとなる今季のWTCCが終了した後は、ル・マン24時間への参戦を考えている。
2015年は10勝を挙げWTCC連覇を達成したロペス。2016年も引き続きシトロエンから参戦するが、シトロエンは2017年から世界ラリー選手権に集中するため今季いっぱいでのWTCC撤退を表明。2017年からのロペスの去就はまだ明らかになっていない。
ロペスは、困難だがWTCC参戦継続を見つけたいと認めているが、オプションとして世界耐久選手権も含まれていると語る。
「チームと一緒に居るのが大好きだが、ラリーは僕のものではない。この素晴らしいチームを離れなければならないのは本当に恥ずかしいが、可能ならル・マンに出たいといつも言い続けているんだ」
「ル・マンに参戦するのは素晴らしいよね。だから今季からいくつかの経験を積むことを始め、2017年にプロトタイプのシートを見つけるかもしれない」とロペス。
「いろいろなカテゴリーを見ることできる。DTMも見て、同様に素晴らしいレースだったが今の僕にはわからない。WTCCもある。可能ならここに残りたいが、どうなるだろうね。現時点で、ドライブしているものを失うことを知っているドライバーなんだ。だから、開いているすべての目標を維持したいし、何がベストかを確認したい」
「確かなのはヨーロッパに残りたいということ。ドライバーとして、人として成長をし続けたい」とコメントしている。