来季からFIAとACOにより設立されるワールド・エンデュランス・チャンピオンシップ(WEC)。GTEクラスのフロントランナーのひとつであるコルベット・レーシングは、新シリーズへの参戦を前向きに検討しているようだ。
コルベット・レーシングは、長くル・マン24時間に参戦。もともとGT1クラスでアストンマーチンやフェラーリと激闘を展開していたが、ここ数年はGT2/GTEカテゴリーに移り、BMWやポルシェ、フェラーリのプライベーターと戦っている。
チームの主戦場はアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)で、今季からILMCにも姿をみせてはいる。来季から世界選手権化されるWECに対して、コルベット・レーシングは興味を示しているようだ。
「誰が見ても興味深いプロジェクトだよね」と語るのはコルベット・レーシングのプログラムマネージャーを務めるダグ・フェアン。
「FIAとACOの関係は変化し続けてきたけど、もちろん我々としてはそれを注意深く見てきた。今回の提案はとても良いアイデアだと思うね。我々は詳細が発表されるのを待って、どう戦略を練っていくか検討するだろう。僕らはすごく興奮しているよ」
