来季のユナイテッド・スポーツカー・チャンピオンシップ(USCC)に投入されるフォードの新たなデイトナプロトタイプによるスピードテストの結果が、FIAの認定を受けたことが分かった。

 フォードは、来季のUSCCに向けて、3.5リッターV6直噴ツインターボエンジン『エコブースト』を搭載した新たなデイトナプロトを開発。今年10月、グランダム・シリーズでフォードエンジンを使用しているマイケル・シャンク・レーシング(MSR)が、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで1987年以来更新されていない最速記録を破るべく、このマシンのスピードテストを行っていた。

 このテストでは、1周で222.971mph(約358km/h)の新記録が生まれているが、加えて当日はFIAのオフィシャル立ち会いによる計測も実施。10kmで203.010mph(約326km/h)、10マイルで210.017mph(約338km/h)が記録され、このふたつの記録が今回、FIAの認定を受けることになった。計測はともに、スタンディングスタートで行われたということだ。

「記録がFIAの認定を受けたことは本当に素晴らしいよ」と語ったのはアタックを担当したコリン・ブラウン。
「FIAには驚くほど高い基準があるんだ。デイトナやフォード、コンチネンタルタイヤ、IMSA、そして新たなエコブーストエンジンで走行するための全ての課題をこなしたマイケル・シャンク・レーシングに敬意を表すよ」

 このフォードの新たなデイトナプロトは、LMP2やデルタウイングとともにUSCCのプロトタイプクラスを戦うことになる。LMP2とデイトナプロト間の性能調整に関しては、現在整備が続いているところだ。

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