アメリカン・ル・マンシリーズ最終戦でインターコンチネンタル・ル・マン・カップ第2戦にあたるプチ・ル・マンはロードアトランタで決勝レースが行われ、プジョー908 HDI FAPの08号車が優勝を飾った。07号車が2位につけ、プジョーがワン・ツーとなっている。

 金曜日に行われた予選では、プジョー勢がワン・ツーを獲得。マルク・ジェネ/アレキサンダー・ブルツ/アンソニー・デイビッドソン組07号車プジョー908HDI FAPがポールポジションを獲得。ペドロ・ラミー/フランク・モンタニー/ステファン・サラザン組08号車が2番手、マルセル・ファスラー/アンドレ・ロッテラー/ブノワ・トレルイエ組9号車アウディR15 TDIが3番手となった。

 迎えた決勝。序盤はプジョー07号車が逃げるが、2番手に進出したディンド・カペッロ/トム・クリステンセン/アラン・マクニッシュ組7号車アウディR15 TDIが2番手につけ、周回遅れを利用して07号車を追い詰めていく。

 プジョー陣営は07号車、08号車と戦略を分けてレースを展開。レースの1/3ほどを終えたところで、ロッテラー駆る9号車アウディがクラッシュ、フルコースコーションが提示されることになり、このタイミングで7号車はピットのタイミングを逸し遅れをとってしまう。

 終盤、再度7号車にプジョー陣営を追い詰めるチャンスがやってくるが、カペッロがドライブ中にバラクラバが下がってしまう不運が発生。最終的にプジョー陣営同士の争いとなり、08号車が07号車に1分の差をつけ優勝。7号車は2周遅れの3位となった。

 LMP2クラスの優勝は、ALMSタイトルを獲得しているハイクロフト・レーシングのデイビッド・ブラバム/サイモン・ペジナウ/マリーノ・フランキッティ組HPD ARX-01cがトップ。総合でも4位に入った。

 LM-GT2は予選でLMSトップランナーのジャンカルロ・フィジケラ/ジェイム・メロ/ミカ・サロ組フェラーリF430がトップだったが、レースではALMSレギュラーのオリバー・ギャビン/ヤン・マグヌッセン/エマヌエル・コラール組コルベットZR1が優勝を飾った。

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