4月14日、富士スピードウェイでは、前日に引き続き、NAVI Team GohによるポルシェRSスパイダーの占有テストが行なわれた。しかし、この日は予報通りの雨。そのため、チームは午前中で走行を切り上げている。

 この日、セッションが開始されたのは午前10時から。午前9時前頃からいったん雨が降った富士スピードウェイだったが、走行開始時にはほぼ雨は止み、路面もセミウェットとなった。

 そんな中、まずは荒聖治がステアリングを握り、レインのコントロールタイヤでコースイン。新たに作ったシートの状態などを確認する。その後、荒は、レース用レインタイヤに履き替えて、マシンバランスを確認した。続いて、国本がコクピットへ。RSスパイダーでは、これがレインタイヤでの初走行となったが、国本がコースに入った頃には、一瞬天候が回復。ほぼ完全なドライコンディションに戻っていた。そこでスリックに履き替えるべく、国本は一旦ピットイン。ところがこの日はどうも気まぐれな天候となり、丁度国本がピットに戻ったところで再び雨が降り始めた。

 この雨は本降りとなり、国本はそのままレインでコースに戻る。ここで数周した後、国本はピットに戻り、最後はサッシャ・マーセンがコクピットに乗り込んだ。昨日、荒がセットアップを進めたマシンバランスを確認していなかったため、レインコンディションながらマーセンはここでマシンの状態を確認。さらに、そこから前後ともに若干ダウンフォースを増やしてのマシンバランスも試す。その結果、「マシンバランスに関しては、すごくいい。ハッピーだ」という状態で周回を重ね、チェッカー。マシンがピットに戻ったところで、チームはドライバー交代やタイヤ交換の練習も行った。

 その後は天候の回復を待ったが、結局雨が止むことはなく、午後3時の時点で、この日の午後のセッションはキャンセルが決定。この後、マシンはガレージでメンテナンスされ、再びヨーロッパに送られる。次回のテストは5月中旬。ポール・リカールで行なわれる予定だ。このテストを経て、いよいよ本番のル・マンを迎えることになる。

 今回のテストでは、マーセンをはじめ、ポルシェスタッフと、荒&国本、そしてTeam Gohのスタッフが初めてともに仕事をした。だが、すでにコミュニケーションは円滑に進められており、充分な信頼関係も築けた様子。次回のテストに向けて、ミーティングでも活発な意見交換が行なわれたという。この全員が目指しているのは、もちろんLMP2のクラス優勝。それに向けての第一歩を確実に踏み出したと言えるだろう。

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