一方、ラリーに転向するまでF3などサーキットレースを戦ってきた勝田は、得意のターマックで速さを発揮。デイ2のSS11終了時点でクラス首位と36.5秒差の総合4番手につける好走をみせる。

 しかし、直後のSS12でフロントタイヤが2本ともスローパンクチャーに見舞われるアクシデントが起きてしまう。なんとかSSは完走したものの、スペアタイヤを1本しか積んでいなかったためにデイリタイア。大きく順位を落としてしまった。

 勝田は翌日のデイ3には再出走したものの、SS14で発生したギヤボックストラブルが原因でSS15終了時点でリタイアとなっている。

得意のターマックで善戦もマシントラブルでリタイアした勝田貴元(フォード・フィエスタR2)
得意のターマックで善戦もマシントラブルでリタイアした勝田貴元(フォード・フィエスタR2)

 走行後、勝田は「ラリー中の走行リズムもよく、上位の選手とも互角に戦えるタイムを出せていたのですが、ラリーに慣れてきた矢先に何かに当たってスローパンクチャーを起こしてしまった」と大会を振り返った。

「しかし、舗装路でのセッティングやペースノート作りなど収穫の多いラリーでした。この経験を次のラリーにも活かしたいと思います」

 新井、勝田の両名が挑む次のイベントは、3月31~4月1日開催のイタリア・ラリー選手権第2戦サンレモ。このイベントも曲がりくねった山岳路で行われるほか、ステージの標高も高く、雨や霧なども影響する可能性がある、厳しい1戦として知られている。

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