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投稿日: 2025.01.18 02:14
更新日: 2025.01.18 02:20

母国選手としてダカール初制覇のアル・ラジ「過去11年間でもっとも過酷なラリーだった」


ラリー/WRC | 母国選手としてダカール初制覇のアル・ラジ「過去11年間でもっとも過酷なラリーだった」

 1月17日、サウジアラビア国内を舞台に行われた第47回ダカールラリーの最終ステージ12が行われ、オーバードライブ・レーシングのヤジード・アル・ラジ(トヨタ・ハイラックス・オーバードライブ)が総合優勝を果たした。

 1月3日に開幕した2025年大会では、プロローグからトヨタ・ガズー・レーシング(TGR)のヘンク・ラテガン(GRダカール・ハイラックスEVO)がリードを築くなか、実力者のカルロス・サインツ(フォード・ラプター)やセバスチャンローブ(ダチア・サンドライダー)が転倒で早々のリタイア、5度の覇者ナッサー・アル-アティヤ(ダチア・サンドライダー)もトラブル数十分の遅れとなって優勝争いから外れていった。

 こうした波乱の展開で開幕したのち、大会が中盤に進むにつれてラテガン(TGR)とアル・ラジ(オーバードライブ・レーシング)の差は徐々に縮まり、ステージ9でついに逆転。以降は10、11と走行を重ねるたびにトップが入れ替わる白熱したトップ争いが繰り広げられ、ワークスとプライベーターの対決としても注目を集めた。


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