5月17日、WRC世界ラリー選手権第5戦『ラリー・ポルトガル』のデイ3が行われ、SS12~18を戦い終えたあと、トヨタ・ガズー・レーシング・ワールドラリーチームのセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に浮上した。
「ハートブレイク(悲痛)」。モータースポーツの世界で頻繁に用いられる言葉だが、この第5戦ポルトガルでは前日の朝、デイ2のオープニングからラリーリーダーの座を守り続けてきたオイット・タナック(ヒョンデi20 Nラリー1)の心情を表すために使われることとなった。