■シトロエン/シトロエン・レーシング

●クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「ラリー・アルゼンティーナでは、何ひとつ計画通りにいかなかった。時折、こういったことが起こるから、引きずらないようにしなくてはいけない」

「自信に満ちているろは言えないけれど、ラリー・ポルトガルへ挑む準備は整っている。先日行った事前テストでも、僕たちが進んでいる方向は正しいと確信したよ」

2017WRC第5戦アルゼンティーナ クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)

「ポルトガルでは2016年に勝利しているから、ふたたび戦えることを嬉しく思う。熱心なファンが多くて、大会中は独特の雰囲気に包まれる点も魅力的だ」

「ステージ構成については、さまざまな変更が加えられているから、ペースノートを一から作り直す必要がある。ラリー本戦と同様、(下見走行の)レッキから集中していくことが重要だね」

●クレイグ・ブリーン(シトロエンC3 WRC)

「(前戦の)ラリー・アルゼンティーナ同様、ポルトガルも僕にとって道の場所だから、冒険に挑むような心境だ。2016年にレッキ走行をしているけど、実戦の経験はないからね」

「(第8戦)ポーランドや(第9戦)フィンランドのような高速グラベルラリーと比べると、ポルトガルのような路面コンディションに対し、僕のドライビングスタイルには改善の余地がある」

「先週、イタリア・サルデーニャで行ったテストは順調だった。アルゼンチンで学んだことを基に、いくつかの部分に改善を加えた。ポルトガルではマシンのフィーリングが向上するはずだよ」

●ステファン・ルフェーブル(シトロエンC3 WRC)

「ここ数戦のイベントと違い、このラリー・ポルトガルの経験は豊富なんだ。WRカーでもR5マシンでも戦ったことがあり、いい経験を積むことができている」

「道幅が広く、アベレージスピードが速いステージは、走っていて最高の気分になる。特に大会最長距離の(SS12、15)アマランテがお気に入りなんだ」

「競技初日の出走順も上位を狙えるポジションだから、そのアドバンテージを最大限に活用したい」

●カリッド-アル・カシミ(シトロエンC3 WRC)

「最後にWRCに参戦してから半年以上が経過しているから、充分に注意してラリー・ポルトガルに挑む。それにシトロエンC3 WRCで挑む初めてのイベントで、これまで乗ってきたWRカーとはまったく違うものが待ち受けているだろう」

「僕の目標は大きなリスクを冒さず、自信を深めていくことだ。自分のお気に入りのラリーに出場できることは嬉しいね」

「ポルトガルは、いつも独特な空気が漂う。ポルトガルのファンは熱心に応援してくれるし、特にファフェのジャンピングスポットでは熱烈な歓迎を受けるんだ」

■トヨタ/TOYOTA GAZOO Racing WRT

●ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「前戦(ラリー・)アルゼンチンで、グラベルラリーでは初日の結果がとても重要であるということを学んだ。努力してトップ5で初日を終えることができれば、翌日は有利な遅い出走順で走ることができるからね」

「だから、ポルトガルでは初日に上位につけることが目標になる。もしも雨などで初日の路面状態が悪い場合は、選手権ランキング順により初日2番手スタートとなる僕たちは、道が荒れる前に走れることになり、有利になるかもしれない」

2017WRC第5戦アルゼンティーナ ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)

「ラリーを前に、僕たちはダンパーと車高のセッティングに注力し、ラフな路面コンディションでも最大の性能を発揮できるようにクルマを改善してきた」

●ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

「僕は天気が良い時にテストを行なうことができた。テスト時はとても暖かく、サスペンションやデファレンシャルに関していくつか新しいことを試したよ」

「ラリー・ポルトガルには以前出場したことがあるけど、北部のステージを走るのは今回が初めて。道はきっとルーズグラベルに覆われていると思うから、初日は私の遅いSS出走順が有利に働くことを期待している」

2017WRC第5戦アルゼンティーナ ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)
2017WRC第5戦アルゼンティーナ ユホ・ハンニネン(トヨタ・ヤリスWRC)

「ポルトガルのコースは、道がそれほどラフではないことを除けばアルゼンチンに少し似ているから、学んだことを活かし進化に役立てたいと思う」

「同じコースを2回目に走る時は路面条件が少し難しくなっていると思うから、注意して走行する必要があるだろうね」

●エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)

「これまでテストを重ねてきたけど、実戦の場はまったく違うものになると思う。このような機会を長い間待っていたから、ヤリスWRCで初めてラリーに出場することになって、本当に心が躍っているよ」

「しかし、あくまでもチームの仕事として走るから、僕がすべきはクルマの開発をさらに進めるため、できるだけ多くのデータを収集すること。そのためには、完走することが何よりも重要になる。もっとも、ポルトガルのような難しいラリーで完走するのは決して簡単ではないけどね」

「自分の経験値を増やすためにも、すべてのステージを走る必要があると胸に刻んでる。とにかく冷静な気持ちを保ち、集中してラリーに臨みたいと思っているよ」

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