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投稿日: 2017.05.23 10:48
更新日: 2017.05.31 11:07

シトロエン 2017年WRC第6戦ポルトガル ラリーレポート


ラリー/WRC | シトロエン 2017年WRC第6戦ポルトガル ラリーレポート

2017年5月23日
プレスリリース

ポルトガルでクレイグ・ブリーンが目標を達成

 2017年のWRC世界ラリー選手権第6戦ラリー・ポルトガルは最終日、ファフェの周辺を走行。クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン組は総合5位と、シトロエン・トタル・アブダビWRTの最上位でこのイベントをフィニッシュしました。

 シーズン第6戦となったこのイベントでは、シトロエン・トタル・アブダビWRTからエントリーした4台すべてのシトロエンC3 WRCが完走を果たしています。

 2日間の長いレグを終えた後、迎えた最終日は設定距離が短く、途中にサービスを挟むことなく4本の短いステージで構成されました。

 名門ステージであるファフェは2回走行し、その2回目はボーナスポイントのつく“パワーステージ”として指定されました。

クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)は一時総合首位に立った
クリス・ミーク(シトロエンC3 WRC)は一時総合首位に立った

◆シトロエン・トタル・アブダビWRTの各クルーは、それぞれに目標を掲げてこの最終日に臨みました。ブリーンは、トップ5圏内を維持。ステファン・ルフェーブル/ギャビン・モロー組、ハリ・アル‐カシミ/クリス・パターソン組、クリス・ミーク/ポール・ナゲル組は、経験を重ねデータを収集することに重点を置きました。

◆今回のポルトガルでブリーンが苦戦したのは、経験の少なさという点でした。ライバルたちとは異なり、この日のステージに初めて挑戦します。ブリーンと後続との差は大きく開いていたことから、腰を据えて特色をつかむことができました。

◆ミークは最終日の午前中、シトロエン勢で最速のペースを披露しました。特に、Montim(SS18)では、SS2番手のタイムをマークし、その速さを証明しました。

◆ルフェーブルと同じく走行順で苦しめられたアル‐カシミには、パワーステージで波乱がありました。最も豪快なジャンプを見せたアル‐カシミのシトロエンC3 WRCは、溝の外にはじき出されながらも、フィニッシュラインを超えたのです。

◆ブリーンはこの最終ステージで、モンテカルロ、スウェーデン、ツール・ド・コルスと同じく5位でのフィニッシュを飾りました。クルーは、ドライバーズ/コ・ドライバーズ選手権で、それぞれ7位につけています。

◆次戦のWRCは第7戦ラリー・イタリアです。地中海に浮かぶサルデーニャ島を舞台に、6月8~11日に開催されます。

チームコメント


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