近年はフォード・レーシング(旧称:フォード・パフォーマンス)のプログラムに参画し、アメリカ・コロラド州が誇る伝統のイベント、PPIHCパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムへの挑戦を続けて来たロマン・デュマが、モロッコで同社の誇るオフロード車両『フォード・ラプターT1+』に試乗。今季11月にはメキシコのバハ1000に出場し、年明け2026年にはダカールラリーの砂丘と広大な地平線へ挑む。
通称“雲に向かうレース”こと全長12.42マイル(約20km)、156のコーナーを制覇するべく高度1万4115フィート(約4000m)の山に挑んだ大会総合記録保持者だが、一昨年の『E-トランジット・スーパーバン4.2』から、昨年のタイトル獲得車である『F-150ライトニング・スーパトラック』を経て、今季は量産モデルの『マスタング・マッハE』にインスピレーションを受けた『スーパー・マスタング・マッハE』をドライブしてきた。
そして今度は、電気自動車の『オールエレクトリック・ビースト』から、内燃機関を搭載する『フォード・ラプターT1+』へとスイッチし、自身9回目のダカールに挑むこととなった。
