WRC世界ラリー選手権第7戦イタリアは6月11日、SS16〜19が行われ、前日総合首位に浮上したオット・タナク(フォード・フィエスタWRC)が逃げ切り、キャリア初優勝を飾った。ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)は総合2位だった。

 タナクは競技3日目にヘイデン・パッドン(ヒュンダイi20クーペWRC)が失速したこともあり、2番手に24秒のギャップを築いてトップに浮上した。

 迎えた最終日、タナクはコクピット内に土埃が入り込むアクシデントに見舞われる。

「まったく何も見えないんだ」とタナク。

「びっくりするくらいの土埃が入り込んできた。交差点が見えずオーバーシュートしてしまったほどだよ」

 このアクシデントも手伝い、タナクを追いかけるラトバラはSS16でギャップを18.8秒まで縮めることに成功したが、続くSS17でエンジンがストール。ギャップが25秒まで広がってしまった。

 これでプレッシャーが弱まったタナクは、安定した走りでSS18〜19を走りきりフィニッシュ。自身初のWRC総合優勝を飾った。

 タナクと12.3秒差の総合2位はラトバラが獲得。総合3位にはティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が入った。

 ボーナスポイントが与えられるパワーステージの最終SS19ではトヨタの若手、エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)が躍進。ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)を0.5秒上回りトップタイムを記録し、WRC参戦2戦目でパワーステージを制覇してみせた。

 勝田貴元(フォード・フィエスタR5)と新井大輝(フォード・フィエスタR5)が参戦するWRC2クラスはヤン・コペッキー(シュコダ・ファビアR5)が総合9位に食い込む速さでクラス優勝。勝田が総合14位/クラス3位に入っている。

 新井は前日にクラッシュがありリタイア。ラリー・イタリア・サルディニア完走はならなかった。

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