ホンダ・レーシング・コーポレーションUSA(HRC US)は10月29日、北米のオフロードレース最高峰であるSCOREワールド・デザート・チャンピオンシップのトロフィートラッククラス参戦に向けた新型車両『Honda Passport Baja Spec(ホンダ・パスポート・バハスペック)』を発表した。トロフィートラック初とされるハイブリッドパワートレインを採用し、2027年のバハ1000総合優勝を目指す。
バハ1000は、メキシコのバハ・カリフォルニア半島を舞台に開催される世界有数の過酷なオフロードレースで、ホンダとバハの関係は古い。1962年には新型オフロードバイク『CL72スクランブラー』によるバハ・カリフォルニア半島縦断に成功。その挑戦は後にバハ1000誕生のきっかけになったとされる。以来、ホンダは二輪で22回の総合優勝を挙げるなど同レースの歴史を彩ってきたほか、四輪でも2015年以降にバハ1000で4勝を含む17回のクラス優勝を記録している。
29日に発表されたホンダ・パスポート・バハスペックは、北米で販売されているSUV『ホンダ・パスポート』をモチーフとしたレーシングマシンで、HRC USと米国のオフロード車両メーカーであるメイソン・モータースポーツが共同開発したオフロードレーサーだ。ドライバーには、バハ1000で2度の総合優勝経験を持つブライス・メンジースが起用される。
