凍った湖の上とその湖畔を組み合わせて設定されたコースは、いくつものヘアピンとシケインからなるトリッキーな設定の上、湖上のアイスと陸上のスノーが入り混じり、路面のグリップレベルも刻一刻と変化する難易度の高いコンディションとなった。

「本当に興味深いし、他のラリークロス車両と競りながらのドライビングはすごく楽しかった。このグリップ変化はロードコースで路面ができあがり、タイヤがタレていくのともまた違っている。プラクティスの最後にはスノーバンクにタイヤを当てて旋回速度を上げていく乗り方も試すことができた。あれはクレイジーな経験だったよ。最後はホットラップを試そうと思ったけど、そのバンクに捕まってしまったね(笑)」

 翌24日に開催された本戦では、元ヨーロピアンRX王者のロビン・ラーソンが奮闘。こちらもオルスバーグMSE製のフィエスタをドライブし、予選ヒートで1勝と2番手を2回記録すると、セミファイナルで2位となりファイナルの4番グリッドを獲得。

 そのファイナルでは開幕戦、第2戦ウイナーのオリバー、ケビンのエリクソン兄弟を撃破し、見事シリーズ3人目のウイナーに輝いた。

「何年もラリークロスに参戦しているけど、雪と氷の要素は僕にとっていつも新しい発見があり、ドライビングの基本に立ち返らせてくれるんだ」とラーソン。

「こうして学び続けることで、残念な結果に終わっていた過去2戦を経て今季初勝利を手にでき、とてもうれしいよ」

 一方のニューガーデンは予選ヒートを通過しセミファイナルに進出。その決勝進出を賭けたヒートでは5位に終わり、惜しくもファイナル進出とはならなかった。

 次週3月3日に同じくノルウェーで開催される最終戦には、そのニューガーデンに代わりカストロネベスが氷上初体験を果たすこととなる。

ここまで決勝で連続2位表彰台に上っていた地元のソンドレ・エブジェンはまさかのコースオフで決勝5位
開幕戦勝者オリバー・エリクソンのミスを見逃さず、4番グリッドから見事勝利を飾ったロビン・ラーソン
2位にオリバー(右)、3位に前戦勝者の兄ケビン(左)のエリクソン兄弟が続いた

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