「今日はあまり良いスタートではなかったが、非常にポジティブな形で1日を終えることができたと思う」とトミ・マキネン代表。

「特に、最終ステージではこのラリーでの経験が十分ではないにも関わらず、エサペッカ(・ラッピ)がベストタイムを記録するなど、素晴らしい内容だった」

「ヤリ-マティ(・ラトバラ)も調子を上げてきているようだし、オット(・タナク)は表彰台を狙える良い位置につけている。明日はまた新たなる1日となるので、引き続きハードワークを続けていく。まだまだ改善できることは沢山あるはずだからね」

 トヨタ勢最上位につけたタナクは「クルマはとても良いフィーリングだ。午前中の時点でクルマのハンドリングが良く、十分ポジティブな感覚を得ていたのだけど、日中のサービスでいくつかセッティングを変更したところ、フィーリングはさらに良い方向に向かった」とコメント。
 
「明日に向けてはいくつかアイディアがある。上位選手とのタイム差は少なく、手が届く位置にいると思うよ」

 また、ラトバラは「午前中は間違った方向にセットアップを進めてしまった。自信を失い、上手く走ることができなかった」と初日を振り返った。
 
 サービスでのセッティング変更後は「ブレーキのフィーリングが向上し、リヤの挙動もつかみやすくなったんだ」と述べ、「最後のステージが始まる前にさらなる変更を施したところ自信が一層増した。明日からは期待が持てる」と続けている。
 
 SS4のステージトップタイムをマークしたラッピは「(2本のステージの内)短いほうのSSは速度域が高く、僕たちのクルマに合っていたと思う」とヤリスWRCの特性を評し、明日以降に関しては「まずは5位を守ることが目標」と語った。
 
 競技2日目となる7日(土)のデイ2は、島の北側エリアに設けられる3本のステージで合計6本のSSが行われる。SSの合計距離は136.90kmと3日間で最長となり、総走行距離は487.94kmに上る。

エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
エサペッカ・ラッピ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
ヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

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