しかし、レース後、スチュワードはエクストロームとソルベルグの交錯について、「カーナンバー5(エクストローム)はカーナンバー11(ソルベルグ)と左サイドが接触した後も左へ移動し続け、カーナンバー11をコース外に押し出し、タイヤバリアへ激突させた。これは危険な行為でありカーナンバー11への尊重を欠く動きだった」として、エクストロームに失格の裁定を下した。
これによりバルセロナRXの勝利はクリストファーソンの手に渡り、キャリア通算10勝目を獲得。2位にはローブが繰り上がる形となった。
エクストロームの失格で5位に繰り上がったソルベルグは「週末は充分なペースを発揮できた」とレースをふり返った。
「マシンはクオリファイから素晴らしく、セミファイナルで勝利を手にできた」
「ただマティアス・エクストロームとの接触で勝つチャンスを失ってしまったよ。本当にがっかりだ。マシンのパフォーマンスが素晴らしかったことが唯一の救いだね」
WorldRX第2戦は4月28~29日、ポルトガルで行われる。