2019年シーズンに新型RXカーのステアリングを握るレギュラードライバーはまだアナウンスされていないものの、ESモータースポーツ-BRグループとして新たな組織人事も発表され、WorldRX昇格に向けたテクニカルディレクターに、フランス人のセバスチャン・レスナーが就任したことが明らかになった。

 レスナーは昨季までアウディスポーツのファクトリーチームとしてWorldRXに参戦したチームEKSに所属し、アウディS1 EKS RXクワトロのアンドレアス・バッケルド車のエンジニアを担当。それ以前は、WRCでワークス活動を続けるヒュンダイ・モータースポーツのデータ&パフォーマンス部門でリーダーを務めていた。

「ESモータースポーツ-BRグループのチームに、テクニカルディレクターとして参加できて本当に光栄に思うよ」と、フランス・ディエップ近郊出身のレスナー。

「世界選手権レベルでチームをゼロから構築することは常に困難が伴うが、そこに新規開発車両のテストが加わるとなればその難易度の高さは想像以上だ。しかし、このチームにはモータースポーツに本物の情熱を傾ける機運があると感じている」

「この新型シュコダ・ファビアRXスーパーカーはすでに実績あるシュコダ・ファビアR5のコンポーネントをベースとしており、そのベースカーは4年連続でWRC2のチャンピオンマシンに輝いている」

「もちろん、RXカーに適応させるにあたっていくつかの変更が発生しているが、オレカや(トランスミッション・サプライヤーの)サデフといった有力企業の力強いサポートもあり、我々はスタートからとてもレベルの高い基盤を手にしている。ここ数年でWorldRXのレベルは加速度的に向上しているが、それでも初年度から良い位置で戦えると確信している」

 今後のESモータースポーツの計画では、4月5~6日にアブダビのヤス・マリーナ・サーキットで開幕する2019年シーズンを前に、数多くのテストセッションが予定されている。

エンジンはオレカ製のRX向け汎用となり、ミッションはサデフ製シーケンシャルを採用する
2019年WorldRX参戦に向け、徐々にチーム体制が固まりつつあるESモータースポーツ
アブダビでの開幕戦までに、複数のテストセッションが予定されている

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