■Mスポーツ・フォード
●エルフィン・エバンス(フォード・フィエスタWRC)
「毎回ラリー・アルゼンティーナを楽しんできたから、今年もまたアルゼンチンに向かうことを楽しみにしている。アルゼンチンのファンは最高で、彼らがこの土地をラリーにとって、また僕にとっても特別な場所にしている」
「また、2015年に僕が初めて表彰台を獲得した場所で、2017年には優勝にかなり近づいた場所でもある」
「今季はいいスタートを切れているから、この週末もその調子を維持したい。僕たちにはスピードがあって、マシンとの兼ね合いも数段向上したことで、立て続けに2度表彰台に立つことができた」
「アルゼンチンでの目標はまた表彰台に立つことだ。現時点で競争はことのほか激しいから、昨年はここで苦労していたと言ってもいいだろう。それでも、やってきた仕事に自信がある。すべてが計画通りにいけば、またトップリザルトにチャレンジできるはずだ」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「週末が待ち遠しいよ。僕たちがどのポジションにいるか楽しみだ。シーズン序盤から、チームが明らかにマシンを向上したことを示してきた。まだいくつか疑問点はあるけれど、これまでのラリーをベースにして、アルゼンチンでも競争力があると感じている」
「昨年、ラリー・アルゼンティーナに初めて参戦して、すごく楽しめたんだ。特別ラフなラリーではないけれど、高速で力強さが求められる。長いストレートでは、マシンが跳ねるし、道路の穴にも気をつけなければ」
「また、何度もトラクションをかける必要もあって、わだちではうまく対処しなければならない。それが、事前テストで僕たちがフォーカスしたことのひとつだ」
「個人的に、コルシカ(第4戦ツール・ド・コルス)の時ほどプレッシャーは感じていないけれど、いい結果でこのラリーを終えなければならない。ポジティブな面は、大きなルート変更がなかったから、昨年僕たちが作ったペースノートをあてにできることだね」
■シトロエン・レーシング
●セバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)
「アルゼンチンで優勝したことはないけれど、このラリーは本当に気に入っているし、過去には何度も速いタイムを出してきたも。だからこのラウンドには、いつものように高い期待を持って臨むよ」
「このラリーでシトロエンとともに初優勝する可能性に、少々高めのモチベーションを感じているとさえ言える。出走順が2番手だから、過去数年に比べてもう少しチャンスがあるのも事実だ」
「道路のタイプは変化に富んでいるが、際立っているのは、ところどころでグラベルが本当に過酷になり得るということだ。時にはマシンを労わることを考えなければならないし、同時に速い走行を続けなければならないんだ」
●エサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)
「このラリーには以前1度しか参戦したことがないから、その年から今年にかけてあまり変わることはない。基本的には多くのライバルと比べて、少々不利なスタートを切ることになる」
「そうは言っても、出走順は有利だ。それにメキシコのグラベルで見せたC3 WRCの期待の持てる走りの勢いを維持し、アルゼンチンでは可能な限りベストな結果を持ち帰りたいね」
