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ラリー/WRC ニュース

投稿日: 2019.09.14 11:31
更新日: 2019.09.14 11:32

WRC:トヨタ、トルコ2日目はベストタイム刻むも総合順位で苦戦。マキネン「簡単な1日ではなかった」

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ラリー/WRC | WRC:トヨタ、トルコ2日目はベストタイム刻むも総合順位で苦戦。マキネン「簡単な1日ではなかった」

「簡単な1日ではなかった。オット(タナク)は出走順が1番だったから苦戦を予想していたが、朝はすべてがうまく進んだ。しかし、午後のステージでの不運なパンクにより、厳しい状況になってしまった」とチーム代表のトミ・マキネン。

「クリス(ミーク)とヤリ-マティ(ラトバラ)もまた、同じステージで大きくタイムを失った。午後は雨が降ると分かっていたが、そのステージでは予想よりも激しい降雨があったんだ」

「昨年、そして今日の展開を見れば分かるように、このラリーではいかなることも起り得るから、さらなる問題の発生を回避しながら、戦い続ける必要がある」

 トヨタ勢トップにつけたミークは「このラリーでの経験がないことを考えれば悪くなかったと思う」と走行をふり返った。

「午後の2本目のステージ(SS6)では雨に見舞われ、本当に難しいコンディションだった。雨はさらに酷くなるだろうと2本のミディアムタイヤを最後のステージに温存していたが、最初のステージでハードタイヤの摩耗がかなり進み、降雨があった2本目のステージはまるで氷の上を走っているようだったよ」

総合8番手につけたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)
総合8番手につけたオット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)

 総合8番手につけたタナクは「このラリーでパンクはくじ引きのようなものだから、今日はついていなかったのだと思う」とコメント。

ヤリ-マティ・ラトバラはマシンリヤにダメージを負いながらの走行となった
ヤリ-マティ・ラトバラはマシンリヤにダメージを負いながらの走行となった

 ラトバラは「SS5ではリヤのバンパーを失い、その結果車内が非常にうるさくなり、ペースノートに集中するのが難しい状況だった。そして、右コーナーでインに深く切り込んだ時にタイヤを傷つけ、空気が抜けた状態で最後まで走らなくてはならなかった」と苦戦の状況を明かしている。

 競技3日目となる14(土)はSS8〜13の全6SSで争われる。このうちSS10/13の“キツラン”は今大会で初めて使われる新ステージだ。6SSの合計距離は110.10km、リエゾン(移動区間)を含む総走行距離は344.06kmとなっている。


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