■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)
「ヤリスWRCで臨む最初のラリーのスタートが待ち切れない。すべてのラリーカーはそれぞれ異なる特徴を持ち、それを学ぶためには走行距離を重ねる必要があるが、ここまでのところテストではうまく走れている。今シーズンの目標は7回目のタイトル獲得だが、このクルマならば十分それは可能だと信じているよ」
「ラリー・モンテカルロには特別な思いがあり、1990年代の終わりにトミ(マキネン/チーム代表)が何度も優勝する姿を、私は観客として目にしてきた。私にとってトミは、ラリーの世界で最初のアイドルだったんだ」
「もちろん、私とジュリアン(イングラシア/コドライバー)もこれまでいい結果を残してきたが、連覇に対するプレッシャーは年々高まっている。私にとってラリー・モンテカルロはつねにビッグチャレンジだが、心から楽しむことができる1戦でもある」
●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)
「トヨタのドライバーとして、最初に挑むラリー・モンテカルロが本当に楽しみだ。WRCでチームを移籍したのは今回が初めてだが、スタッフ全員がとても歓迎してくれたし、クルマにもいいフィーリングを感じているから、新シーズンが非常に楽しみだ」
「初めてヤリスWRCをドライブしたのは、モンテカルロに向けた昨年12月のテストだったが、極めて短時間でいいフィーリングを感じ、自信を持つことができた。このラリーではつねに、いろいろなコンディションに遭遇する可能性が高く、能力が試される」
「クルマをセットアップする際は、自信を持つために何かが必要だけど、すでにいくつかいい選択肢を得ているように感じている」
●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)
「自分にとって、ラリー・モンテカルロは特別なイベントだ。ヤリスWRCは、これまでドライブしてきたR5カーよりも格段にパワフルでダウンフォースもあるため、大きなステップアップになる」
「しかし、ここまでのところテストではとても運転しやすいクルマだと感じているよ。それでも、まだ学ぶべきことは多く、すべてを理解し、完全に適応するためには数戦必要になるだろうね」
「シーズンの序盤は昨年までとは違う考え方で臨み、忍耐強く走るつもりだ。モンテカルロは、新しいクルマとチームで出場するには難しいラリーなんだ。天気は変わりやすく、つねに路面コンディションに合ったタイヤを選べるわけではない。きっと大きなチャレンジになるだろうが、最後まで戦い抜きたいと思う」
