■Mスポーツ・フォードWRT
●エサペッカ・ラッピ(フォード・フィエスタWRC)
「モンテカルロはつねにトリッキーなシーズンスタートになる。でも始まるのを楽しみにしているよ。フィエスタWRCはとても素直なクルマで運転しやすいから、ドライバーにも大きな自信を与えてくれる。この自信を活かせるように願っているよ」
「事前テストを行ったとき、路面はウエットコンディションだったけど、そういった変わりやすい状況でもマシンの感触はよかった。ただモンテではウエット路面にもドライ路面にも、凍結した路面にも、雪が積もった路面にも直面する。それも場合によっては同じステージのなかでね」
「このラリーにはつねに注意を払って臨まなければならない。僕たちはまさしく、そういったアプローチをするつもりで、(Mスポーツとの)新しいパートナーシップを強力な形でスタートさせたい」
●テーム・スニネン(フォード・フィエスタWRC)
「今シーズンをとても楽しみにしている。エサペッカ(ラッピ)とはすぐにうまく協力していけると思う。事前テストではお互いに似たようなセットアップを試していたんだ。どうやら、マシンに求める方向性は同じみたいだ」
「僕はドライコンディションでテストをすることができ、感触もよかった。ただ、氷や雪が待ち受けるであろうトリッキーなセクションでは、自分の経験を頼りにしなければならないだろう」
「僕がラリー・モンテカルロに出場するのは、今年で4回目になる。だから、ステージのことも今まで以上に理解している。このラリーはくじ引きのように運が左右する要素も多いけど、僕には100%信頼できる経験豊富なグラベルクルーがいる。だから、いい意味で何が起きても不思議ではないよ」
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)
「モンテは僕にとって特別なラリーだ。初めて優勝した場所だからね。ドライブしていて、これほどの満足感を味わえるラリーは他にない。そんな素晴らしいステージをフィエスタWRCで走れるなんて、僕が思い描いていた夢以上のことだよ」
「誰もが勝ちたいと思うイベントであり、刻々と変化するコンディションによって、シーズン中でもっともチャレンジングなイベントでもある。些細なミスによって大きな代償を支払うことになるが、個人的には強みを発揮できるイベントだと思っている」
「僕自身はトリッキーなコンディションを楽しんでいるけれど、(優勝するには)経験も重要になる。この点はなんとか補わないといけないよね。いずれにせよ、2020年シーズン初戦で強力なパフォーマンスを発揮できればと願っている」
