4位にはスーパーフィナーレ序盤でニコラ・プロスト(ルノーZOE/DAレーシング)を華麗なオーバーテイクで仕留めたナサニエル・ベルトン(プジョー208/シルヴィアン・プーシャー・コンペティション)が続き、DAレーシングのワークス・ルノーZOE勢を抑えて総合でもこの日の4位を確保。

 これにより、前戦で選手権首位に浮上していたシリーズ4連覇中のジャン-バティスト・デュブール(ルノーZOE/DAレーシング)は総合5位となり、わずか3点差でランキング2位に後退。オーレリアンが再びシリーズリーダーの座に返り咲いた。

 続いて25日土曜の夜に開催された2日目は、前日とはまた大きく展開が変化し、選手権を牽引してきたもうひとりの主役、ヤン・エルラシェール(アンドロス・スポーツ01/イバン・ミューラー・レーシング)が奮起。

 スーパーポールではバッケルド、ベルトンに続く3番手タイムだったものの、予選ヒートの総合得点で決勝ヒートをポールポジションから発進すると、そのまま後続を5秒突き放す勝負強さを披露してシーズン3勝目をマークしてみせた。

 一方、後続では波乱のドラマが発生し、スーパー・フィナーレのほぼ全周を通じて2位を守っていたバッケルドが、チェッカーまであと数メートルのところでマシントラブルに見舞われ、彼のアウディA1はベルトンにポジションを譲ったばかりか、最終的に5位でラインを通過することに。

 しかし、予選ヒートでの力強いパフォーマンスと、スーパーポールでの最速タイムでこの日60点を荒稼ぎし、エルラシェールに続く総合2位を守る結果となった。また、3位ベルトンに続き総合4位に入ったオーレリアンも、デュブールに対し選手権リードを拡大することに成功している。

 これでシリーズのレギュラー戦をすべて消化した2019/20年シーズンのアンドロス・e-トロフィー。続いて2月1日開催となる最終決戦の地、クレルモン・フェランでのグランドフィナーレで、フルEV時代の新チャンピオンが誕生する。

このアイスレースで10度のタイトルを誇る叔父のチームで走るヤン・エルラシェール
タイトル争いは、オーレリアン、デュブール、そして3勝のエルラシェールに絞られた

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