一方、シリーズ参戦を決めたチーム・テチーター会長のエドモンド・チューは、アガグの言葉に応じるように「このシリーズの挑戦には非常にモチベーションが掻き立てられる。マシン、ロケーション、レースフォーマット、そのすべてにワクワクしているよ」と、意気込みを語った。

「我々、チーム・テチーターはレーシングパフォーマンスを向上させるため、新たなテクノロジーを最大限活用することに情熱を傾けてきた。そのエネルギーをエクストリームEに注げる日を楽しみにしている」

「地球保全と環境問題という不可避な課題に焦点を当て、若いファン層をモーターレーシングに魅きつける取り組みが非常に気に入っている。あらゆる環境に意識を払いながら、この冒険旅行に出かけたいと思っている」

 このエクストリームEでは“ジェンダーフリー”を目指し、参戦エントラントは男女1名ずつのドライバーでチームを構成。ペアは2周のレースで1ラップごとに、550PSを発生するワンメイクEVマシン『ODYSSEY 21(オデッセイ21)』を乗り換えドライブするレースフォーマットが予定されている。

 その舞台となる全5戦の開催地も、気候変動や環境問題によって大きなダメージや悪影響を受けている世界中の過酷な環境を予定。その各地域をまたぐシリーズのベース基地として、元貨客船を改装した“フローティング・パドック”も採用され、開催各国では当地の環境保全活動を啓蒙するアクティビティも実施するなど、独自の試みも用意される。

 その新シリーズに向け準備を進めるチーム・テチーターは、2020年12月に開催されるグループテストに参加することとなり、その直前にはドライバーを含むチーム体制をアナウンスする予定だ。

開催各国では当地の環境保全活動を啓蒙するアクティビティも実施するなど、独自の試みも用意される
各地域をまたぐシリーズのベース基地として、元貨客船を改装した”フローティング・パドック”も採用される

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