2戦続けての上位進出も充分に考えられる展開のなかでのアクシデントに「少し残念」と語った勝田だが、ラリーでは「起こり得ること。次に向けて気持ちを切り替えている」と続けた。

「もちろん、ラリーを続けることができなかったのは少し残念でした」と勝田。

「しかし、このようなことは起こり得ることですし、今は次のラリーに向けて気持ちを切り替えています」

 勝田が参加するTOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムのインストラクターを務めるユホ・ハンニネンは、「彼らの準備は整っていたし、とても自信を持っていた」と語った。

「今回のエストニアは、タカがもっとも楽しみにしていたラリーのひとつだった。ただミスなく安全に走るのではなく、良い結果を出して自分の力を見せたいと彼は思っていた」とハンニネン。

「ラリー前には良いテストができたので、準備は整っていたし、とても自信を持っていたんだ」

「金曜日の最初のステージでは少し慎重になったかもしれないが、その後はどんどん良くなっていった。それだけに、あれほど早くリタイアしなければならなかったことは、タカもダンも非常に悔しかったと思うが、ラリーではこういうことも起こり得るし、何よりも大事なのはダンが無事であることだ」

「エストニアのジャンプの着地の衝撃は、おそらく他のラリーよりも強く、どのコドライバーにとっても厳しいものだと思う。タカとダンには速さがあり、その時点で総合3位につけていたのだから、良い結果が得られる可能性は充分にあったといえる」

「次のベルギーは、ほとんどの選手にとって初めて出場するラリーなので、タカにとってはいいチャンスだと考えている。また、秋に開催されるラリー・フィンランドも、今回と似たような道なのでチャンスといえるだろう」

 勝田も引き続き参戦するWRCの次戦第8戦は、ベルギーのターマック(舗装路)を舞台に争われる『イープル・ラリー』だ。1965年に初開催され、WRCイベントとしては今季初めて行われるこのイベントは、側溝のある農道を走行する非常に難しいステージが多く、トリッキーなラリーとして知られている。

シェイクダウンで3番手タイムを記録し、競技でもデイ2のSS4終了時点で総合3番手につけていた勝田貴元/ダニエル・バリット組(トヨタ・ヤリスWRC)
シェイクダウンで3番手タイムを記録し、競技でもデイ2のSS4終了時点で総合3番手につけていた勝田貴元/ダニエル・バリット組(トヨタ・ヤリスWRC)
WRC第6戦ケニアで総合2位表彰台を獲得した勝田貴元。今戦も総合3番手を走行していた。
WRC第6戦ケニアで総合2位表彰台を獲得した勝田貴元。今戦も総合3番手を走行していた。

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