そんなGRダカールハイラックスT1+が迎える最初のレースとなるダカールラリー2022は、1月1日にジェッダからハイルに向かうリエゾン(移動区間)でイベントのスタートが切られた後、翌2日(日)にレースの実質的なスタートを迎える。なお、800kmを超える1日(土)の移動の中には全長19kmの短いタイムセクションが用意されており、この結果によって2日に行われるステージ1の出走順が決定する。

 競技初日となる2日(日)以降、ラリーはサウジアラビア国内を時計回りに進み、アル・アルタウィヤとアル・カイスマを経て首都リヤドへと向かう。8日(日)に同地で休息日を迎えたのち後半戦に入ると、レースはアル・ダワディミ、ワディ・アド・ダワシールとビシャを経て14日(金)にジェッダでフィニッシュを迎える。

 ダカールラリー2022に挑むTOYOTA GAZOO Racingドライバーの事前コメントは以下のとおりだ。

●ナッサー・アル-アティヤ

「2021年のワールドカップを制し、TGRとともに3度目のタイトルを勝ち取ることができたことを本当に誇りに思う」

「2021年は出場した全レースで勝つことができ、ハイラックスは信じられないほどの信頼性と素晴らしい速さを示してくれたが、新型車は間違いなくさらにそれよりも良くなっている。ダカールラリー2022では表彰台の中央を目指し、スタートからアタックするつもりだ」

●ジニエル・ド・ヴィリエール

「ここ数年のダカールでは、とにかくパンクに悩まされてきたので、新型GRダカールハイラックスT1+ではラリーの全ステージでアタックできることを期待しているんだ」

「新型車と新しいエンジンはパワフルな組み合わせで、間違いなく上位争いができるだろう」

●ヘンク・ラテガン

「ダカールラリー2022は、私の真の実力を見せるチャンスだと思っている」

「ブレット(・カミングス)と僕はダカールラリー2021で速さを見せることはできたが、それはステージ5で早くも終えることになってしまった。それだけに、来たるダカールラリー2022でどんな活躍を見せられるかワクワクしているんだ」

●シャミア・バリアワ

「2021年は僕にとって初のダカール完走だったが、2022年はもっと良い結果を出せる自信がある。今大会ではただ完走を目指すだけでなく、世界一過酷な自動車レースで時分がどこまでやれるのかを示したいと思っている」

「新型GRダカールハイラックスT1+は最高に素晴らしい車両だから、あとはコンビを組むダニー・スタッセンと僕がどれだけやれるかだ」

6戦中4勝をマークし2021年FIA世界クロスカントリーラリー・ワールドカップでチャンピオンを獲得したナッサー・アル-アティヤ(右)/マシュー・ボーメル(左)組
6戦中4勝をマークし2021年FIA世界クロスカントリーラリー・ワールドカップでチャンピオンを獲得したナッサー・アル-アティヤ(右)/マシュー・ボーメル(左)組
デニス・マーフィ/ジニエル・ド・ヴィリエール
デニス・マーフィ/ジニエル・ド・ヴィリエール
ブレット・カミングス/ヘンク・ラテガン
ブレット・カミングス/ヘンク・ラテガン
ダニー・スタッセン/シャミア・バリアワ
ダニー・スタッセン/シャミア・バリアワ

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