●ティエリー・ヌービル(#11 ヒュンダイi20 Nラリー1)/総合2位
「ここスウェーデンで表彰台を獲得できて素晴らしい気分だ。新しいハイブリッド時代で初めての表彰台だ。ラリー・モンテカルロの後だから少し予想外の結果だったけれど、チームは優れた仕事をしてきた。ドイツのファクトリーでハードにプッシュしてくれたみんなに感謝したい」
「すでにシェイクダウンのときに、スピードはそれほど悪くないことを見てとることができたが、金曜夕方にラリーをリードできていたのは驚きだった。その後は適切なセットアップを見つけることが少々難しかったが、表彰台を狙い続けるのに充分なペースを出せており、最終的に2位を獲得した」
「今後はクロアチアに向けて、自分たちとマシンの準備をする時間が1カ月半ある。この数週間は非常に重要だ。多くの作業を行わなければならない。でも今回の結果によって、今後のイベントに向けていっそうポジティブな見通しが立ったよ」
●オット・タナク(#8 ヒュンダイi20 Nラリー1)/総合20位
「僕たちにとってこのラリーにはポジティブな点はあまりない。全体的に苛立ちと失望の週末だった。プラスの面は、競争力のあるペースが出せたこと。マイナスの面は、ポイントを多く取れなかったことだ」
「パワーステージでいくつかポイントを取れた(ベストタイムを記録しボーナスの5ポイントを獲得)のは幸運だったが、本来獲得すべきポイント数と比べたら少ないものだ」
「状況にこだわりすぎても仕方ない。僕の方で違ったやり方はほとんどできなかったのだから。チームは懸命な仕事をし、ティエリー(・ヌービル)が表彰台を獲得できたから、少しは報いがあった。前にも言ったけれど、マシンにポテンシャルはある。ただ望む状態になるために作業をする必要があるだけだ」
●オリバー・ソルベルグ(#2 ヒュンダイi20 Nラリー1)/総合6位
「パワーステージは、僕たちが望んでいたような完璧なラリーの終わりにはならなかった。いくつかミスをしてしまったし、他の場所では少々慎重になってしまったので、クリーンな走りにはならなかったんだ」
「それでも、僕は今週末のラリーをとても楽しんだよ。母国でWRCマシンで初めて戦ったのは素晴らしかった。これ以上いいことはないよ。週末全体でマシンの挙動は良く、チームは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らに感謝している」
「マシンについては運の悪いことが起きたせいで求めていた結果は出なかったが、こういうこともあるものだ。スピードは出ていたのだから、笑顔で懸命な作業に取り組む必要があるよ。トップに立つためにさらにパフォーマンスを改善する必要があるだけだし、そうできると確信している」