二輪部門はジョアン・バレーダ(モンスターエナジー・JBチーム)が16km地点で転倒し戦列を離れるなか、ルチアーノ・ベナビデス(ハスクバーナ・ファクトリー・レーシング)が今大会2度目のステージウインを飾った。

 部門総合首位を走るスカイラー・ハウズ(ハスクバーナ・ファクトリー・レーシング)がステージ3番手、同2番手に総合でも2番手につけるトビー・プライス(レッドブル・KTMファクトリー・レーシング)が入ったため、両者のタイム差はわずか3秒に縮まった。

 一方、総合3番手のケビン・ベナビデス(レッドブル・KTMファクトリー・レーシング)はトップ2から離される格好となり、首位とのギャップは5分09秒に拡がっている。

 日本勢のチームランドクルーザー(TLC)は依然、四輪市販車部門でワン・ツーを堅持。ステージ9はロナルド・バソがステージ121番手/総合93番手、クラス2番手につけている三浦昂がステージ124番手/総合104番手となっている。

 トラック部門に参戦している日野チーム・スガワラの菅原照仁は、日野600ハイブリッドにふたたび水温上昇の問題を抱えながらもステージ13番手でフィニッシュし、部門総合順位を10番手に押し上げることに成功した。

 11日(水)のステージ10はハラドから南東部のシャイバに至るルート上の全長113kmのSSで争われる。同ステージは距離こそ非常に短いものの、そのほぼ全行程が危険な砂漠地帯“エンプティクォーター”に設定されている。リエゾンを含めた一日の総走行距離は624kmだ。

ルチアーノ・ベナビデス(ハスクバーナ450ラリー・ファクトリー) ダカールラリー2023
ルチアーノ・ベナビデス(ハスクバーナ450ラリー・ファクトリー) ダカールラリー2023
トビー・プライス(KTM 450ラリー・ファクトリー) ダカールラリー2023
トビー・プライス(KTM 450ラリー・ファクトリー) ダカールラリー2023
トラック部門総合10番手に浮上した菅原照仁(日野チーム・スガワラ) ダカールラリー2023
トラック部門総合10番手に浮上した菅原照仁(日野チーム・スガワラ) ダカールラリー2023
総合首位でラリー後半戦をスタートしたナッサー・アル-アティヤ(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023
総合首位でラリー後半戦をスタートしたナッサー・アル-アティヤ(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023
総合2番手に浮上したルーカス・モラエス(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023
総合2番手に浮上したルーカス・モラエス(GRダカールハイラックスT1+) ダカールラリー2023

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円