日本人唯一のWRC世界ラリー選手権フルタイムドライバーとして、今季もラリー・モンテカルロで開幕した2023年シーズンを戦う勝田貴元。コドライバーのアーロン・ジョンストンとともに『トヨタGRヤリス・ラリー1』を駆る彼は、3月16~19日にメキシコ・グアナファト州で開催された第3戦ラリー・メキシコに挑み、初参戦となった同ラリーを総合23位で完走した。イベント後に行われたオンライン取材会に応じた勝田は、コースオフによるデイリタイアもあった今戦について「完全燃焼できたわけではなく、自分自身に納得のいかない部分が多い」と語った。

 勝田の住むフィンランドがこの時期氷点下はるかに下回る気温であるのに対し、中米はメキシコ中央高原に位置するグアナファトは、標高2000メートルを超える高地でありながら日中の気温は30℃前後まで上昇する。約45℃にもなる気温差への対応と、その中で戦うためのトレーニングや暑さ対策などの甲斐もあり、3年ぶりの開催となった過酷なコンディションのラリー・メキシコで、「フィジカル面での問題はなかった」という勝田。その一方で、メキシコ特有の滑りやすい路面と高地であるがゆえのクルマへの影響が、会期中の3月17日に30歳の誕生日を迎えた彼のラリーを困難なものとした。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円