チーム代表を務めるバート・ブランクスは、北米で始まった新生シリーズの急速な成長も、チームの次のステップにとって魅力的な選択肢になったと付け加えた。

「シリーズで使用するトラックやメディア報道、イベントを含むフェスティバル的な雰囲気、そしてソーシャルメディアでのリーチにより、このナイトロクロスは比類のない財産を築きつつある」と続けたブランクス代表。「このシリーズはモータースポーツの次の進化の方向性であり、我々はそれに参加できることに興奮している」

 次戦は11月10~11日にアリゾナ州フェニックスで開催される、おなじみワイルドホースパスでの1戦となるが、このラウンドを経てVMVは最高出力1080PS(800kW)、0-100km/h加速約1.4秒という専用車両2台をスタンバイすることに。

 その上で、初代王者兼シリーズ創設者のトラビス・パストラーナ(バーモント・スポーツカー)や、ラリークロス界の“重鎮”たるタナー・ファウスト(XITEエナジー・レーシング)、北欧の雄であるケビン・エリクソン(オルスバーグMSE)や王者ドレイヤー&レインボールド・レーシング・ウィズ・JCレーステクニーク(DRR JC)のアンドレアス・バッケルドやフレイザー・マッコーネル、そしてチャンピオンのロビン・ラーソンらと対峙することになる。

 この新カテゴリー創出へ約1100万ドル(約16億3000万円)の投資を行ったというナイトロクロス社長のブレット・クラークも、新規参入に歓迎の意を示し「我々としてもVMVレーシングをナイトロクロスに歓迎し、グループEでヴィクトルがステアリングを握る姿が見られるのを楽しみにしている」と語った。

「代表のバートとVMVレーシングが、我々ナイトロクロスに信頼を寄せてくれたことを光栄に思う。また、ヴィクトルのような次世代の才能が、キャリアを次のレベルに引き上げるためのプラットフォームを提供できることに興奮しているよ」

わずか16歳での王座獲得を果たすも、チームとして最高峰RX1eコンペティターのステップアップ選手権出場を許可した運営団体に不満を表明していた
ベルギーを拠点とするVMV Racingは12月9~10日にカリフォルニア州のグレンヘレン・レースウェイで開催される第6戦にて初出場を予定する

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円