15日に開幕したFIA世界耐久選手権（WEC）の第1戦シルバーストン6時間は、現地時間の16時30分から90分のフリー走行2回目（FP2）が行われ、FP1首位の1号車ポルシェ919ハイブリッド（ティモ・ベルンハルト／マーク・ウエーバー／ブレンドン・ハートレー）が初日のトップタイムをマークした。

　1号車は、ハートレーが1分39秒655を記録。総合2番手もFP1と同様にポルシェ2号車がつけ、3番手にアウディスポーツ・チーム・ヨーストの8号車アウディR18（ルーカス・ディ・グラッシ／ロイック・デュバル／オリバー・ジャービス）が入った。

　FP1で3番手と5番手につけたトヨタは、小林可夢偉の乗る6号車がトップから1.868秒差の4番手、中嶋一貴の乗る5号車が6番手につけている。

　LMP2は、ストラッカ・レーシングのギブソン015S・ニッサンが1分49秒632でトップ。LM-GTEプロクラスは、FP1に続いてAFコルセの51号車フェラーリ488GTE、LM-GTEアマクラスは、ポルシェ911 RSRを走らせる86号車ガルフ・レーシングがトップにつけている。