TOYOTA GAZOO Racingドライバーコメント
●小林可夢偉(チーム代表兼7号車ドライバー)
「スパは、シーズンのチャンピオン争いという点だけでなく、ル・マンへ向けた準備のためにも、非常に重要なレースです。ル・マンとスパで速く走るためには、クルマのバランスやセットアップの面で同じような特性が必要とされるので、来週我々が学ぶすべてのことが、6月のル・マンにおいて役に立つはずです」
「スパはまた、富士とともに我々TGRにとってホームレースなので、WECシーズンのハイライトとなるレースのひとつでもあります。スパではいつもケルンからチームメンバーが応援に来てくれますが、今年は欧州トヨタ本社からも応援に来てくれるので、さらに心強いです」
「同僚だけでなく、ファンの皆さまに会えることも楽しみです。いつものように素晴らしい雰囲気を作り出してくれることでしょう。イモラでは、我々は最速の車両ではなかったですがレースを完璧に戦い、勝利を勝ち取ることができました。スパでも同じようなパフォーマンスを見せられるよう頑張ります」
●マイク・コンウェイ(7号車 ドライバー)
「イモラで今季初勝利を挙げられたのは素晴らしかったし、この結果はチーム一丸となって、ミスを犯さず、パフォーマンスの面でもすべてを出し切ることがいかに重要かを示してくれた。ハイパーカーによる争いは激しさを増しているので、スパもまたチャレンジングな週末になるだろうが、楽しみにしているよ」
「僕たちはイモラでウエットタイヤでの走行を経験し、また“スパ・ウェザー”が予測困難なことを誰もが知っている。願わくはドライのままの週末になることを望んでいるが、そうでなかったとしても我々は準備ができているし、そのような状況でも的確に対応できるということは証明済みだ」
●ニック・デ・フリース(7号車 ドライバー)
「イモラで素晴らしいチームパフォーマンスと結果を見せることができたので、チーム全員でスパを本当に楽しみにしている。スパは世界でも最高のサーキットのひとつで、ファンの皆が特別な雰囲気を醸し出してくれることもあり、つねにシーズンハイライトのひとつだ」
「イモラでの勝利を受けて、僕たち全員が士気に満ちあふれているし、スパはまた、我々にとってのもうひとつのホームレースであり多くの仲間が応援に来てくれるので、さらなる好結果を目指したいね」
●セバスチャン・ブエミ(8号車 ドライバー)
「スパはその長い歴史と、高速コーナーが複数ありランオフエリアが少なく、ミスを許さないチャレンジングなサーキットで、僕は大好きだし特別な場所だ。とくにプロトタイプレーシングカーでは、何回走っても飽きることはないし、僕は幸運にもこれまで5勝を挙げることができ、素晴らしい思い出もある」
「WECでのハイパーカー間の争いはさらに激しさを増しており、次戦スパも容易なレースにはならないだろう。僕たちはGR010ハイブリッドから最大の性能を引き出し、巡ってくるチャンスを最大限に活かさなければならない」
●ブレンドン・ハートレー(8号車 ドライバー)
「スパで走るのはいつも楽しみだ。アップダウンが激しく、高速セクションがあり、とても美しい森の中を抜けていく、本当に楽しめる昔ながらのサーキットだからね。天候に左右されることも多く、予測困難なレースになることもありえる」
「僕らのGR010ハイブリッドは前戦イモラで表彰台を争いながら惜しくも叶わなかったので、スパでの目標は言うまでもない。好結果を挙げて、続くル・マンに臨めることを期待している」
●平川亮(8号車 ドライバー)
「スパはドライブするのが楽しいコースで、来週末のレースが本当に楽しみです。チームとして、これまでスパでは素晴らしい戦績を残してきているので、今回も力強いレースができればと思っています。もちろんイモラで見たとおり、ライバル勢が非常に強力なので厳しい戦いにはなるでしょうが、我々も進歩しています」
「7号車の勝利はチームにとって素晴らしい結果でしたし、我々8号車も表彰台を争えたことをまた、心強く思います。スパではさらに力強い戦いを見せられるよう、チーム全員で総力を挙げて努力を続けていきます」
