バハラーもシュトームと同じ考えだ。このトリオはクラス優勝を2回果たしただけでなく、表彰台を逃したのは1回だけという圧倒的なシーズンを送っている。

「自分たちが何をすべきかは間違いなく分かっていた」とバハラーはSportscar365に語った。「でも正直に言うと、予選後に他のチームのペースを見て、これは本当に厳しいレースになると思った」

「自分たちは一貫性があるので、レースではもっといい結果が出るだろうとは思っていた。予選以上に決勝レースを見据えたクルマの準備をしてきたしね」

「結局のところ、それがカギになった。レースでは安定している必要がある。しかし一般的に、後ろからスタートすると他のクルマを追い抜いていくのが大変だ」

「でも、どういうわけか我々のチームではいつもうまくいく。彼らはピットストップの戦略をとてもうまく立ててくれるんだ。クルマはとても安定していて、我々ドライバーとしてもミスはなかった」

 92号車ポルシェのステアリングを握り今季のタイトルが確定するチェッカーフラッグを受けたこのオーストリア人は当初、富士でのチームの戦略が成功しないと考えていたという。

「本当のところ、今日は彼らがやったこの動きがうまくいくとは思えなかった」とバハラー。

「(レースが始まって)10~15分後、その頃には、僕たちがもはや14番手ではないことがわかった。すぐに表彰台か4番手あたりを目指して戦っていると考えを改めなければならなかった」

「これが僕たちのチームのすべてだ。彼らは素晴らしい仕事をしてくれた。本当にメガだ!」

恐るべし名門マンタイ。驚きのタイヤ戦略で12台抜きを実現、最終戦を残し92号車ポルシェがLMGT3初代王者に輝く/WEC富士
最終的にクラス2位となった92号車ポルシェ911 GT3 R LMGT3だが、首位に立っている時間帯もあった。 2024年WEC第7戦富士

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