第1戦シルバーストン、第2戦スパ・フランコルシャンと連勝中の中嶋一貴/セバスチャン・ブエミ/アンソニー・デビッドソン組8号車トヨタはマシンのセットアップとタイヤの評価作業を進め、7号車から1.158秒遅れの2番手タイムで続いた。

 一貴は「ル・マンのコースに戻ってこられて嬉しいですし、今日のテストを楽しむことができました。セットアップやタイヤ評価の面で充実した1日になりました」と走行を振り返っている。

7号車トヨタに続く2番手につけた8号車トヨタの中嶋一貴
7号車トヨタに続く2番手につけた8号車トヨタの中嶋一貴

「これまでのところ、とてもいいタイムで周回を重ね、テストの結果も順調なので、この勢いをレースウイークまで繋ぎたいと思っています」

8号車トヨタTS050ハイブリッド
8号車トヨタTS050ハイブリッド

「解析すべき多くのデータを得ることができたので、これから忙しい週末になるでしょう」

 この日が初めてサルト・サーキットを走る機会となった国本雄資、ホセ-マリア・ロペスを擁する9号車トヨタは、ベテランのニコラス・ラピエールとともに106周を走破。マシンセッティングの熟成に加え、国本とロペスはコースの習熟に努めた。

 なお、第1戦のクラッシュで負傷していたロペスは、怪我から完全に回復し、ル・マンでは“ルーキー”となる国本とともに、本戦出場に必要な10周以上の走行を行っている。

自転車に乗りコースを下見する国本雄資
自転車に乗りコースを下見する国本雄資

 国本は「今日は本当に楽しめました。周回を重ねるごとに、このコースの素晴らしさがわかり、自信が湧いてきました」とサルト・サーキット初走行を振り返った。

「TS050ハイブリッドへの経験値も上がり、チームメイトやエンジニアに助けられながら、自分自身も車両もいい進歩を遂げることができました」

9号車トヨタTS050ハイブリッド
9号車トヨタTS050ハイブリッド

 第2戦スパを欠場したロペスは「スパを欠場した後、無事にレースで復帰できてよかった。まだこれから長い道のりだけど、順調なスタートが切れたと思うよ」とコメントしている。

 ル・マン24時間の次回の走行セッションは14日(水)に行われる公式練習だが、11日(日)からル・マン市内で行われる公開車検でル・マンウイークはスタートする。

 トヨタは12日(月)の公開車検で、2017年ル・マン仕様のTS050ハイブリッドを披露する予定だ。

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