マツダ・モータースポーツのジョン・ドゥーナン代表も同様の考えを示し、かかるコストがすべてのカギであると指摘する。

「もしハイブリッドをやるとしたら、スタンダード化されたシステムが必要になる」とドゥーナン。

「自分たちでシステム開発を行うという“パンドラの箱”を開けた途端、かかる費用は莫大なものになってしまう」

「ここはスマートな決断が必要だ。レギュレーションをできるだけ長く安定させ、マーケティングに重点を置き、(そうしたやり方で)観客を増やす努力をするのだ」

マツダチーム・ヨーストのマツダRTF-P DPi
マツダチーム・ヨーストのマツダRTF-P DPi

 こうした意見がある一方で、フォードの意見は異なるようだ。ワークスとして投入しているフォードGTの実績から、フォードはLMP1やDPi参入の可能性を探り続けている。

 新たにフォード・パフォーマンス・モータースポーツのグローバルディレクターに就任したマーク・ラッシュブルックは、コストを抑制するには既製品とカスタムメイドのコンポーネントが混在するようにしたいと述べ、そのことがさらには量産車ラインアップの開発推進にもつながるとしている。

 フォードは近年、2022年までに40車種の電気自動車ないしはハイブリッド車を販売する計画を発表している。

「バランスを見出すための議論の一部だった」と彼は語った。「制限がまったくなかったら、今日のLMP1に求められる予算枠が必要になるが、そこに進歩は生まれない」

「その一方ですべてを統一規格にするのも、やりすぎだ。最適なのは革新的な開発をしながらも、コストを合理的なレベルに抑えることができるバランスを見つけることだ」

■IMSAはハイブリッド・パワートレインに前向きの姿勢

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