これに対し、SRO側は「今回、ランボルギーニ・ウラカンGT3に15kgのエキストラBoPを課したのは、ディフェンディングチャンピオンであるGRTグラッサー・レーシング・チームがこれまで好成績を残してきたからではない」と反論。

「今回の措置は、フリープラクティス中にエンジンパワーが増大していることが確認できたゆえのものだ」

「2回のフリープラクティスセッション中、GRTのものを含む複数のランボルギーニ・ウラカンGT3のエンジンパワーがBoPの数値を決定したオフィシャルBoPテストの時より高いことを確認した」

「これを受けてシリーズのテクニカルディレクターはスポーティングレギュレーションの第101条を利用して、レースウイーク中にBoP数値を変更した」と説明している。

 なお、GRTはBoP変更後に行われた予選で、参戦する3台が13番手、20番手、37番手という順位に留まったものの、決勝はエースカーの63号車ランボルギーニ(アンドレエア・カルダレッリ/クリスチャン・エンゲルハート/ミルコ・ボルトロッティ組)がレース展開を味方につけて総合4位でチェッカーを受けた。

 また、決勝レース中のトップスピードでも63号車ランボルギーニは姉妹車のランボルギーニ・ガヤルド R-EXとともに全体トップタイとなる283.46km/hのマキシマムスピードをマーク。

 さらに僚友82号車ランボルギーニは2015年型ニッサンGT-RニスモGT3と並ぶ281.98km/hで3番手タイに。19号車ランボルギーニもトップ5につけるなど、モンツァでのストレートスピードについては、ライバル勢に対してアドバンテージがあったといえるデータが公表されている。

レース終盤に3番手を争った63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3と4号車メルセデスAMG GT3
レース終盤に3番手を争った63号車ランボルギーニ・ウラカンGT3と4号車メルセデスAMG GT3

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