1回目のピットタイミングで一度は首位に立つも、レースペースで敗れた88号車メルセデス(ボーティエ/アダム・クリストドロウ/ラファエル・マルチェロ組)はトップと11秒差の総合2位でフィニッシュ。

 総合3位は7番手からスタートし、ステファン・オルテリ、マーカス・パルタラ、ノーベルト・シードラーとつなぎながら、レース中盤に6番手からスタートしたメルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3と、予選4番手の62号車アストンマーチンをコース上で交わしたエミール・フレイ・レーシングの114号車レクサスRC F GT3が入り、シリーズフル参戦4戦目で初表彰台を獲得した。

 総合5位はベルジャン・アウディクラブ・チームWRTの1号車アウディR8 LMS、同6位は62号車アストンマーチンが続いた。予選3番手からスタートしたエミール・フレイ・レーシングの14号車レクサスRC F GT3は、レース中盤からペース不足に陥り最終的に9位でレースを終えている。

 また、その他の日本車勢では、2台のニッサンGT-RニスモGT3を走らせるGT SPORT・モチュール・チームRJNの23号車GT-Rがスタート時の47番手から大きく順位を上げ総合16位でチェッカー。僚友でシルバーカップに挑む22号車GT-Rは、34番手グリッドからスタートし順調に順位を上げていたものの、トラックリミット超過のドライブスルーペナルティを受け、総合29位/クラス3位でのフィニッシュとなった。

 なお、ポール・トゥ・ウインを飾った76号車アストンマーチンには予選後、ロガーデータに不備が見つかったとして予選失格の裁定が出されていたが、チームがこれに対し抗議を行ない暫定順位のままスタートが切られたため、今戦の予選および決勝リザルトは暫定的なものになっている。

 ブランパンGTシリーズ次戦、第5戦は6月1~2日、フランスのポール・リカールでエンデュランスカップ第3戦として開催される。レース時間は通常の2倍の6時間で争われる。

第4戦シルバーストン 決勝暫定結果(PDF)
GT SPORT・モチュール・チームRJNの22号車ニッサンGT-RニスモGT3
エミール・フレイ・レーシングの114号車レクサスRC F GT3
メルセデスAMGチーム・ブラックファルコンの4号車メルセデスAMG GT3
ベルジャン・アウディクラブ・チームWRTの1号車アウディR8 LMS
GT SPORT・モチュール・チームRJNの23号車ニッサンGT-RニスモGT3
アストンマーチンV12バンテージとメルセデスAMG GT3

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