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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2018.06.12 11:31
更新日: 2018.06.13 10:09

ル・マン車検二日目、豪雨に見舞われるも“本命”トヨタ登場に光さす!?

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ル・マン/WEC | ル・マン車検二日目、豪雨に見舞われるも“本命”トヨタ登場に光さす!?

 このまま大雨のなかの車検~記念撮影になってしまうかと思いきや、雨は急速に止み、一転強い日差しが差し込むなか、2台のTS050ハイブリッドがリヤから車検場に降ろされた。
 
 車検場にはフェルナンド・アロンソ含めた6人のトヨタドライバーが集結。8号車トヨタの中嶋一貴は「相手がどうあれ、まずは自分たちのレースをしっかりやること。毎年そうなんですけど、今年はよりそういう思いが強い」とコメント。
 
「何事もなくレースが終わってくれることを祈ってます。クルマがいくらテストで大丈夫であっても、“何かが起こる気”しかしないです(苦笑)」と来たるレースウイークに向け、慎重な構えを崩さない。

 また、7号車トヨタの小林可夢偉はテストデーのあと、ドイツのTMG(トヨタ・モータースポーツGmbH)でシミュレーターテストをしていたというが、「思ったより早く、シミュレーターが壊れてしまって……。よく壊れるんですよ」と、想定していたプログラムがこなせなかった模様。
 
 その後、ミラノに移動してオフを過ごしたというが、そこでも財布をなくすなど、災難続きだったようだ。

 なお、一貴、可夢偉ともに予選ではアタック担当となる模様。まずは13日(水)夜からの予選で、ふたりの走りに注目が集まる。

 トヨタのあと、車検のフィナーレを飾ったのはGTEプロクラスに参戦するフォードの4台。地元出身のセバスチャン・ブルデーがトークショーのステージに姿を現わすと、客席からは大きな歓声があがった。

 12日(火)からはル・マン郊外のサルト・サーキットに舞台を移すル・マン24時間レース。10時半から恒例の全ドライバー集合写真の撮影が行われ、夕方にはピット前でオートグラフセッションも実施される。長いル・マンウイークはまだ始まったばかり。走行開始は13日(水)16時(日本時間23時)だ。

サルト・サーキットから運ばれてきたトヨタTS050ハイブリッド
サルト・サーキットから運ばれてきたトヨタTS050ハイブリッド
ポルシェ911 RSRとトヨタTS050ハイブリッド
ポルシェ911 RSRとトヨタTS050ハイブリッド
雨が続いていたリパブリック広場だったが、トヨタTS050ハイブリッドの登場時には日差しが差し込んだ
雨が続いていたリパブリック広場だったが、トヨタTS050ハイブリッドの登場時には日差しが差し込んだ
CEFC TRSMレーシングの6号車ジネッタG60-LT-P1・メカクロームをドライブするオリバー・ターベイ
CEFC TRSMレーシングの6号車ジネッタG60-LT-P1・メカクロームをドライブするオリバー・ターベイ
70周年のロゴが入ったポルシェ911 RSRのリヤウイング翼端板
70周年のロゴが入ったポルシェ911 RSRのリヤウイング翼端板
北米のIMSAシリーズに参戦しているCOREオートスポーツ(チーム名はポルシェGTチーム)が走らせる93号車ポルシェ911 RSR
北米のIMSAシリーズに参戦しているCOREオートスポーツ(チーム名はポルシェGTチーム)が走らせる93号車ポルシェ911 RSR
アンドレ・ロッテラーらが駆るレベリオン・レーシングの1号車レベリオンR13・ギブソン
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7号車トヨタTS050ハイブリッド
小林可夢偉、ホセ-マリア・ロペス、マイク・コンウェイが駆る7号車トヨタ
ブログ用の写真を撮る中嶋一貴
ブログ用の写真を撮る中嶋一貴


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