レベリオンではフルシーズンエントリーするブルーノ・セナ、ノルマン・ナトに加え、スパとル・マンで追加参戦するマシンを駆るルイス・デレトラズ、ナタニエル・ベルトン、そしてLMP1にカムバックしたロマン・デュマもテストに参加している。
月曜日にサーキット入りしたレベリオンは2日間のフルテストに加えて水曜深夜まで走行し、その時点までの最速ラップをマークした。
「サーキットに戻ることができてよかった」とセナは言う。
「みんなに会うのも久しぶりだ。誰もが健康だし、僕らはふたたびサーキットを走れることを本当に楽しみにしていたんだ」
スパとル・マンに参戦するバイコレス・レーシングは先月ニュルブルクリンクでENSO CLM P1/01・ギブソンを使っていくつかのテストを行なっており、ポール・リカールでは2日間のテストプログラムを実施。トム・ディルマンと、先日加入が発表されたブルーノ・スペングラーもこれに加わっている。
バイコレスのENSO CLMは、2019年のル・マン24時間で見られたフロントエンドに対し、アップデートを施しテストに臨んだ。
ポール・リカールでは初日に120周、2日間に130周のテストを完了したとバイコレスの情報筋は語っており、ニュルブルクリンクよりも詳細なテストができたという。また、本来は水曜の夜にも4時間の走行を予定していたが、問題が発生したことによりそのセッションでのプログラムを実行できなかったという。
LMP2に参戦するシグナテック・アルピーヌやクール・レーシング、LMGTEアマクラスのAFコルセやデンプシー・プロトン・レーシングなど、他のいつくかのWECチームもこのポール・リカールテストに参加している。
また、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズに参戦するデュケイン・エンジニアリングのオレカ07も参加した。WECとELMSに参戦するユナイテッド・オートスポーツは、7月10日にポール・リカールでのテストを予定している。