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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2020.09.21 12:00
更新日: 2020.09.21 12:19

WEC:8号車がル・マン3連覇。トヨタは2019/20シーズンのチームチャンピオンを確定

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ル・マン/WEC | WEC:8号車がル・マン3連覇。トヨタは2019/20シーズンのチームチャンピオンを確定

村田久武 TOYOTA GAZOO Racing WECチーム代表
「ル・マン24時間レースへの挑戦というのは、真の耐久性が求められる実に困難なものであると、今回改めて実感しました。我々は、TS050 HYBRIDでル・マンを3連覇するという夢に向かって確固たる決意をもってレースにのぞみ、序盤で8号車に降りかかった逆境も、チームワークで乗り越えました。チーム全員が、素晴らしい仕事をしてくれました」

「しかしながら、我々は1-2フィニッシュを狙っていたのもまた事実です。素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた7号車のドライバー、メカニック、エンジニアには本当に申し訳なく思います。我々は一つのチームです。彼らの悔しさは、チーム全員の悔しさでもあります」

「我々が今年のル・マンで経験した嬉しいこと、悲しいことをファンの皆様に現場で直接分かち合うことはできませんでしたが、来年は直接お会いすることができることを願っています」

「レベリオンの皆様、準優勝おめでとうございます。何度もプッシュされました。本当に尊敬すべきチームです。また、このような世界的な困難な状況にありながらも、我々にル・マンに挑戦する機会を与えてくださったACOにも感謝しています」

小林可夢偉(7号車)
「3位という結果は我々が望んでいたものでも、予想していたものでもありません。我々は今年もここル・マンで非常に速かったのですが、レースというのは残酷です」

「我々はよく戦いましたし、チームも深夜に迅速な作業で車両を修復してくれました。今回のトラブルは初めてのことですが、それがこのような重要なレース中だったというのは本当に不運でした」

「しかし、ル・マンではこういうことも起こりえます。8号車と、ハードワークで2台揃っての完走を成し遂げたチームを祝福します」

マイク・コンウェイ(7号車)
「ル・マンの勝利の女神は今年も我々には微笑んでくれませんでした。TOYOTA GAZOO Racingが3連覇を達成したことは喜ぶべきことですが、我々7号車の側からすると、また勝利を逃してしまったような感じです」

「また、これによりチャンピオン争いの状況が大きく変わってしまったことも残念です。ひとつのレースで2つの大きなダメージを負ってしまいました。我々は常に良いレースをするためにここに来ていますが、いつも何かに邪魔されているようです」

「とはいえ、8号車が勝ったことはチームにとって良かったですし、彼らは素晴らしい戦いぶりでした」

ホセ・マリア・ロペス(7号車)
「まずは、チームと8号車のクルー、おめでとう。このようなビッグレースを3連覇するというのは、TOYOTA GAZOO Racingにとっても大変な偉業です」

「このレースに向け、チームは昼夜なくハードに働いてきました。マイクと可夢偉を含む誰もが素晴らしい働きをしましたし、私自身もその一部だったと思います。今回は運に恵まれず、我々の7号車にとって望んでいた結果にはなりませんでした。本当に速かっただけに、勝てなかったのは残念ですが、挑戦を続けます」

中嶋一貴(8号車)
「TS050ハイブリッド8での最後のル・マンで勝つことができたことは格別ですし、3連覇達成というのも素晴らしいです。我々の今日のレースは浮き沈みの激しい展開でしたが、7号車のクルーも含め、全員が本当に素晴らしい働きをしました」

「どういうわけか、我々は他の車よりも運に恵まれているようです。7号車がトラブルに見舞われたときは、TOYOTA GAZOO Racingとしてレースに勝つことが全てだったので、その後はとてもタフなレースになりました。それだけに勝利を達成することができ、このチームの一員でいられたことが本当に嬉しいです」

セバスチャン・ブエミ(8号車)
「最高の気分です。チームメイトと、そしてチームがこの様な素晴らしい成果を成し遂げてくれました。ここル・マンでは、レースの流れはあっという間に変わります」

「レースが始まったときは、スローゾーンのタイミングやタイヤのパンク、ブレーキ冷却のトラブルなど、あらゆる災厄が私に襲いかかってきているように感じました。しかしその後、突然状況は好転して我々は首位に立ち、まもなく後続に5周差をつけるまでになりました」

「今年のル・マンは、レースは最後まで何が起こるか分からないということを改めて教えてくれました。」

ブレンドン・ハートレー(8号車)
「チームメイトと、チーム全てを誇りに思います。このチームに加わったばかりの時は、学習の連続でした。セブ(ブエミ)と一貴のおかげで、この複雑なレースカーを速く走らせることができるようになりました」

「今日は序盤、幾つかのトラブルに見舞われましたが、支えてくれた最高のメカニックやエンジニアのおかげで、その後は完璧なレースでした。全てが上手く行き、TOYOTA GAZOO Racingには本当に感謝しています」

日没前、トップを走る7号車TS050ハイブリッド
日没前、トップを走る7号車TS050ハイブリッド


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