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ル・マン/WEC ニュース

投稿日: 2016.12.07 16:01

ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング AsLMS第2戦富士 レースレポート

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ル・マン/WEC | ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング AsLMS第2戦富士 レースレポート

 関口は6番手まで落ちた順位を着実に挽回し、90周過ぎには表彰台圏内の3番手まで浮上。もっとも、チェッカードフラッグまで残り約10分の時点で燃料を補給するためピットストップを強いられました。

 レース中盤から終盤にかけてSCが1、2度導入されれば必要がなかったピットストップでしたが、天はVSRに味方しませんでした。

 最終的には4位でフィニッシュ。とはいえ、チーム・ランキングは3位から2位へと浮上し、チーム・チャンピオン獲得と2017年ル・マン24時間出場権獲得に向けて大きく前進しました。

 なお、AsLMS第3大会はタイのチャン・インターナショナル・サーキットで、2017年1月6日~8日に開催されます。

関口雄飛、ケイ・コッツォリーノ(ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング)
関口雄飛、ケイ・コッツォリーノ(ヴィンチェンツォ・ソスピリ・レーシング)

■ケイ・コッツォリーノのコメント
「僕が当したスタートには満足しています。レース開始直後はあちこちでブロンズ・ドライバーによるスピンや接触がありましたが、僕は4時間後の順位が重要と考えていたのでさほど無理はしませんでした。

 目の前でフェラーリがスピンして正面衝突しそうになったり、危ない場面は何度もあったとはいえ基本的にペースは良かった。1分39秒7とか1分39秒8とか連発できていましたし、個人的には満足できる走りができていました。

 ただ、僕らのスターティング・グリッドがLMP3マシンと混じる微妙な位置だったので、無駄な競り合いを強いられてタイムを失ったのは残念。今回の富士スピードウェイは開幕戦の珠海国際サーキットよりも速度域が高く、我々がクルマに求めていたバランスを完璧には作れませんでした。

 その点では非常に苦労したものの、反省点は明確になりました。さらにチーム・ランキングは2位へ上がり、最低限の結果を今回は残せたと思っています」


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