11月13日、アメリカ・ジョージア州のロード・アトランタを舞台にIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第12戦プチ・ル・マンの決勝レースが行われ、この10時間レースの中盤にGTカー7台が絡む多重クラッシュが発生。その中心にいた3号車シボレー・コルベットC8.R(コルベット・レーシング)のジョーダン・テイラーは「行き場がない」状態だったと事故当時を振り返った。

 アントニオ・ガルシア、ニッキー・キャツバーグとともにプラット・アンド・ミラーが運営するシボレーワークスのマシンの1台をシェアして今季最終戦に臨んだ彼は、レースの4時間目に起きたクラッシュで、インセプション・レーシングの70号車マクラーレン720S GT3に追突した直後、最初は腰の骨を折ったのではないかと思ったという。

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