このイベントに先立ち、南仏サンブックにあるスパーク社所有のプライベートサーキット、グランサンブックでトヨタトムス85Cとともにテストを行ったマツダ787B。言わずと知れた1991年のル・マン優勝マシンは、グループCレースの各走行セッションの前に1回ずつデモランを実施した。

 約20万人の大観衆が見守るなか、寺田が乗り込んだマツダ787Bは計3回の走行機会でR26B型4ローターサウンドを響かせた。当初、787Bの走行はグループCカーレースの先導車としてのみ実施される予定だったが、“ミスタール・マン”こと寺田の要請もあって単独走行が実現したという。

「先導車としてフォーメーションラップを1周走る予定でしたが、それでは良い4ローターサウンドを奏でることができないので、お願いして単独で1周フリーランさせてもらえることになりました」と舞台裏を語った寺田。

「タイヤも充分に温まらない状態でしたが、グランドスタンド前を駆け抜ける時にはグッドサウンドが聞けたはずです」

「多くのファンの皆さんが手を振り、歓声を上げていただいているのがよくわかりました。このような素晴らしいイベントでマツダ787Bを走らせることができ、とても光栄です」

 なお、走行前にフォードシケイン内側に設けられた仮設ガレージで787Bがエンジン暖機を始めると、たちまちガレージを囲むように人だかりが形成された。MZRacingのTwitter(@MZRacing)には暖機のブリッピングが完了しエンジンを停止した後に歓声が上がり、拍手がなりやまない様子を収めたビデオが投稿されている。

寺田陽次郎が乗り込んだマツダ787B 2022ル・マンクラシック
寺田陽次郎が乗り込んだマツダ787B 2022ル・マンクラシック
ふたたびル・マン表彰台に立った関谷正徳と中嶋一貴。舘信秀監督と車両オーナーの国江氏とともに
ふたたびル・マンの表彰台に立った関谷正徳と中嶋一貴。舘信秀監督と車両オーナーの国江氏とともに

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