彼にとってカンザスでの走行は、2013年のグランダム・シリーズにおいて、コルベットDPで行ったのが最後だった。テイラーは約10年の間にトップクラスのプロトタイプマシンが大きく進化したことを痛感している。

「(カンザスに)帰るのは本当にクールだった。当時から何が変わったかを考えると……マシンが今のようなレベルになるとは、夢にも思わなかったよ」

「まったく別のレーストラックのように感じた。ディフューザーが導入される前のデイトナ・プロトタイプだった2013年とは、すべてのやり方がまったく違うんだ」

 テイラーは、今回のテストの具体的な内容については明かさなかったが、ARX-06が1月のロレックス・デイトナ24時間レースでデビューするにあたり、オレカ製のマシンで早期に走行距離を稼ぐことは、“配当金を得る”ことに役立つと述べた。

「すべてが生産的だ。うまくいってもいかなくても、学ぶべきことがある。だから、すべてが生産的なんだ」と語ったテイラー。

「物事がずっと完璧に進んでいくと、デイトナで最初の問題にぶつかるかもしれない。チームは本当に頑張っているよ」

「僕が驚いたのは、(複数回のテストを行ったことで)現在のDPiマシンが急に古いものに感じられるようになったことだ」

「ここ(第10戦の舞台となったロード・アメリカ)に立って見ていると、アキュラARX-06の美しさと先進性に圧倒されて現行車のARX-05が『もう古く見える』と感じるほどだ」

「今となっては、とてもシンプルなクルマに思えるよ。(それに対してLMDhカーは)大きな大きなアップデートを受けている」

2023年にデビューするアキュラのLMDhカー『アキュラARX-06』
2023年にデビューするアキュラのLMDhカー『アキュラARX-06』
ポール・トゥ・ウインで今季4勝目を飾ったコニカミノルタ・アキュラARX-05(ウェイン・テイラー・レーシング)の10号車アキュラARX-05 2022年IMSA第10戦ロード・アメリカ
ポール・トゥ・ウインで今季4勝目を飾ったコニカミノルタ・アキュラARX-05(ウェイン・テイラー・レーシング)の10号車アキュラARX-05 2022年IMSA第10戦ロード・アメリカ

本日のレースクイーン

村上楓むらかみかえで
2026年 / スーパーGT
埼玉GreenBraveサポーターズ
  • auto sport ch by autosport web

    20歳でスーパーGTの最高峰に挑む“新人”小林利徠斗に迫った『FORMATION LAP』2026年第1弾が6月5日に公開

    ふつうとちょっとズレてる──20歳で最高峰に挑む新人ドライバー【FORMATION LAP Produced by auto sport】2026 Episode 1

  • auto sport

    auto sport 2026年8月号 No.1622

    [特集]│多│角│検│証│
    なぜ、日本人はF1で勝てないのか?
    いつか夢を実現するために過去から学ぶ

  • asweb shop

    F速 Premium Vol.3
    角田裕毅 現在・過去・未来

    2,100円