それでもチーム無限という強いチームで参戦しているだけに、阪口は「チームとマシンのポテンシャルが高いので、Q2は突破したい、Q3進出が具体的な目標でした」と振り返る。そして「Q3に進んでいれば、もう1回ソフトのニューを履くことも経験できましたからね。それを考えても悔しかったです」とも。

 意識を高くもって臨んでいる阪口。雨が予想される決勝に向けても、「ポイントは獲りたいと思っています。チーム(のタイトル争い)に貢献したいですから」と目標を語る。ポイントまでは3ポジションアップ必要、簡単ではないが決して不可能でもない、質実剛健ないい目標といえそうだ(天候にも依るが)。

 普段F3のTODA RACINGで阪口のチーム監督を務めている加藤寛規選手も帯同し、チーム無限のスタッフたちとともに阪口をサポートしている。師の応援も受けながら、昨季はピエール・ガスリーが、今季開幕戦では福住仁嶺が、それぞれ印象的な活躍を演じた“レッドブル無限号”で、阪口も将来への大きな糧を得つつあるようだ。決勝での走りにも注目したい。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円