決勝(4月19日)
天気:曇り/コース状況:ドライ
気温:15.4度/湿度:64%(15時)
決勝フォーメーション開始:15時00分
決勝レース周回数:43周
#7 ACHIEVEMENT Team KYGNUS SUNOCO SF14
平川亮選手
決勝結果:12位(所要時間:1時間15分16秒222、ベストラップ:1分42秒672)
決勝日の朝は小雨で、フリー走行時の路面はウエット。しかし決勝開始時には曇り、路面ドライへと状況が転じていく。15番グリッド発進の平川のスタートは「あまり良くなくて、前も詰まったりして位置取りがうまくいきませんでした」という状況であり、オープニングラップはグリッドポジションと同じ15番手で終えることとなった。ただ、予選11位の10号車がマシントラブルで出走できなかったため、実質的にはひとつ順位を落としたかたちになる。
レース中、各車1回の給油のためのピットインが予想されていたが、平川はそのタイミングを後半まで引っ張った。先行車が先にピットインして前が開くと、平川は良好なラップタイムで走れるようになる。そして32周目にピットへ。ここでタイヤ無交換で停止時間を短縮する戦略が採られたが、エンジンストールがあり、大きなロスを喫してしまった。
展開が落ち着いた終盤、平川の順位は14位。最終周に2台がストップしたことで、12位に上がって今季初戦を終えた。
#8 Team KYGNUS SUNOCO SF14
小林可夢偉選手
決勝結果:9位(所要時間:1時間14分57秒804、ベストラップ:1分42秒498)
10番グリッドからのダッシュ自体は良かった小林だが、目の前、8番グリッドの39号車のスタートが良くなく、それをかわすなどしているうちにポジションを失ってしまった。1周目のコントロールライン通過は12番手。
中団の混戦を抜け出す戦略として、小林に関しては燃費的に最も早いタイミングでの給油&タイヤ交換がほぼ決め打ちとなっており、9周終了時点へピットへ。クルーは適確な作業で小林をコースへと送り返す。しかし、ピットイン以前は後ろを走っていた20号車が翌10周目にピットインし、タイヤ無交換作戦に出た。ここで20号車が先行することに。
小林は18周目に20号車を攻略し、ペースアップを図っていく。そして全車のピット作業が終わった35周目時点で、小林の順位は10位へと上昇。だが、早い時期のタイヤ交換だっただけに、さすがに終盤、タイヤが新しい40号車の攻撃は防げずに11位へと後退する。最終周の2台脱落で9位に上がるも、ポイント獲得にはあとひとつ及ばなかった。
