■5/24(日)決勝レース
天候:晴れ コース:ドライ 気温:29℃ 路面温度:47℃
決勝レース距離 3.703km×68Laps=251.804km
岡山国際サーキットは晴れ、気温も29℃となり非常に暑い決勝レースとなりました。レースは15時にジョアオ・パオロ・デ・オリベイラが5位グリッドから、アンドレア・カルダレッリが10位グリッドからそれぞれスタートを切りました。SF14初年度の昨年より抜群のスタートで観衆を魅了しているオリベイラが今回のレースも例に漏れず素晴らしいスタートを決め、一気に2位に順位を上げることに成功します。
一方のカルダレッリは対照的にスタートで出遅れてしまい14位でオープニングラップを終えます。オリベイラはトップのNo.38 石浦宏明選手(P.MU/CERUMO・INGING)に序盤こそ差を開けられてしまいましたが、3秒差以内で食いついていきます。
カルダレッリはペースが上がらない中団グループに埋もれていた状況を打破するべく、開幕戦鈴鹿に引き続く早めのピットインを選択。15周目にピットに入ってきたカルダレッリはタイヤ無交換作戦を敢行、給油のみでコースに戻ります。最後尾でレースに復帰しましたが、後半の順位浮上に向け我慢の走行を強いられます。
24周目過ぎにはオリベイラのピット準備の様子を見せたLENOVO TEAM IMPULのクルーですが、オリベイラはここから一気にNo.38 石浦宏明選手との差を詰めていったためピットインのタイミングを踏みとどまります。しかし、最終的には1.9秒差までに追いあげていきますが、オーバーテイクには至らず。結局38周目にすぐ後ろの3位を走行していたNo.8 小林可夢偉選手(KYGNUS SUNOCO Team LeMans)と同時のピットイン。4輪とタイヤ交換と給油を済ませる予定でしたが、左フロントタイヤの交換に手間取り、小林可夢偉選手のうしろでコースに戻ることに。
さらには先にピット作業を終えていたNo.40 野尻智紀選手(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)の先行を、そしてアウトラップでNo.16 山本尚貴選手(TEAM無限)にオーバーテイクを許してしまい、オリベイラは5位でレースに復帰することになってしまいました。諦めずそこから4位の山本尚貴選手にオーバーテイクシステムを使用しながら迫っていくももう一歩のところで順位浮上には至らず。カルダレッリはタイヤ無交換作戦が功を奏し、オリベイラのうしろ、6位まで順位を上げてきました。
