#16山本は自己ベストタイムを更新しながらさらに前走車を追うが、やはり1秒強の間隔を縮めることはできない。レース終盤には3台が一団になって6番手争いを展開するが順位を入れ替えるには至らず、結局#16山本は8位でチェッカーフラッグを受けた。この結果、#16山本はシリーズポイントを1点加えて合計7点とし、ドライバーズポイントランキング7番手につけた。TEAM無限もシリーズポイントを1点加えチームポイントランキング7番手となった。

■山本尚貴選手コメント
バタバタとした週末になってしまいました。新しいスペックのエンジンになりましたが、シフトアップ、シフトダウンの感触が少し変わって、ぼくとしては前の方がしっくりくる感じがしました。それらも含めて週末はいろいろ調整をしてきたんですが、あまり思うようなバランスにならず、手を加えてようやくギリギリQ3まで行けました。決勝スタートは、このクルマになってから初めて思ったように決まったと言えるくらい良いスタートが切れました。

ただ、自分の位置取りが悪くて行き場がなくなって、3コーナー、5コーナー、V字で接触して順位を落とさざるをえませんでした。正直クルマの仕上げについては悩んでいます。新品タイヤでー発はなんとか頑張れるんだけど、決勝になるとタイヤ消耗に応じてコントロールが厳しくなってくるんです。しかもツインリンクもてぎでは、1秒くらいの間隔を縮めようとしても残念ながらそれ以上近づけません。だからこそ予選で前に行きたかったんですけど、これがもてぎの戦い方だなと改めて思い知りました。

去年の結果だけから言えば、これからのオートポリス、SUGO、鈴鹿では調子よくポールポジションを取っています。でも、去年良かったからそのままで今年も行けるかというとたぶんそうではないと思います。セッティングがピンポイントになってきているので、持ち込みの状態をかなりシビアに見極めないと、現場での対応は厳しいでしょう。シリーズチャンピオンの目はもうないけれど、来年につなげるためにも、速さと結果を残さないといけないと思っています。

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